Q1.今のお仕事の内容を教えてください。

サイゲームスのアニメ事業部に籍を置きつつ、アニメ制作会社のCygamesPicturesで制作進行や制作デスク、制作プロデューサーとして業務にあたっています。
具体的な仕事内容はスケジュールや予算管理の他、営業をすることもあります。というのも、アニメを作るにあたりフリーランスのクリエイターの方にご依頼をすることが多く、「制作にご協力いただけませんか？」とお声がけするのも私の役割だからです。
アニメの制作現場では社外のスタッフと多く関わるので、特にコミュニケーションに気を遣っています。当たり前かもしれませんが、どうすればクリエイターのみなさんに気持ち良く働いてもらえるかを常に考えながら行動することが大切だと思っています。

Q2.お仕事のやりがいを教えてください。

アニメ制作の企画段階から携わり、クオリティーの高いアニメを生み出すための一つひとつの要素を自分で決めていけることです。限度はありますが予算や制作スケジュール、スタッフィングを自分の裁量で決定することができ、それ次第でクオリティーを左右することになります。また、制作のマネジメントを通して、クリエイターのみなさんのお力を借りながらクリエイティブな作業に携わることも可能です。
その分、仕上がったクオリティーに責任を持つことが求められます。最終的に出来上がった画面が悪かったら制作進行の責任で、良いものになったらクリエイターの方々のおかげ、という想いでいつもアニメを作っています。

Q3.サイゲームスの好きなところは？

アニメ事業部の話にはなりますが、先ほどもお話したように面白い作品を作るための予算策定、スタッフィングなど、アニメ制作の根幹に関わるような仕事を任せてもらえるところですね。

Q4.将来の夢を教えてください。

作品を見ることで視野や生き方の幅が広がったり胸を打たれたりするような、見た人の心に残るアニメを作りたいと思っています。自分自身がアニメを見て同じような感覚を味わい、それが作品との良い出会いになって今があるためです。とはいえ狙って作れるようなものではない部分もあるので、一つひとつの機会を大切にしていくことが第一だと思います。

Q5.プライベートの過ごし方について教えてください。

コロナ禍で最近は行けていないですが、映画が好きなので以前は週1くらいで観に行っていました。あとは演劇鑑賞も好きですね。「面白いアニメを作るために他の文化も吸収する」ことを心掛けているので、アニメやゲームに限らずいろんなコンテンツに広く触れていきたいと思っています。

※内容は取材当時のものです

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