Q1.今のお仕事の内容を教えてください。

マーケティング本部内に設けられている「eスポーツ室」の「Shadowverse コミュニティチーム」にてリーダーを務めております。
現在『Shadowverse(以下、シャドバ)』のeスポーツ案件は多岐にわたるため2つのチームに分かれて運営しています。1つは競技大会や各種イベントの企画・制作・監修を行う「大会チーム」、もう1つはES大会(※)開催に向けて地方自治体や全国のカードショップなどとの対外的な調整・折衝を行う「コミュニティチーム」です。この2チームに分かれてそれぞれの案件を運営しています。

私は前職でもゲーム会社にてゲームイベントや大会の企画・監修に携わっておりました。
培ったスキルセットを活かすべく2020年にサイゲームスへ合流し、初めはeスポーツ室の「大会チーム」に所属しました。そこで『RAGE Shadowverse』『Shadowverse World Grand Prix』といったeスポーツイベントの企画・監修や、学生向けの大会イベント『シャドバ甲子園』などの企画立案を行っていました。

その後「コミュニティチーム」体制強化の一環で私に声が掛かりました。「大会チーム」で十分経験を積ませてもらったことや、前職での折衝経験があったこと、リーダーとしてマネジメントも行っていくステップアップとしてチームを異動しました。

※ES大会:「Shadowverse Event Support」を活用した、店舗主催によるオフラインの大会やイベント

Q2.お仕事のやりがいを教えてください。

なんといっても、自分たちで作ったイベントを楽しんでいるユーザーのみなさんの表情を直接見られることですね。

eスポーツのイベントは決勝戦の印象から華やかな世界と思われがちです。
しかし、企画立案に始まり、ゲームリリースに合わせてプロジェクト側・イベント主催側とスケジュールを組んだり、大会規約を作ったり、会場を準備したり、当日に販売する商品企画を考えたり……と、いわば業務の9割は関係各所との調整に奔走する、縁の下の力持ちのような仕事です。

ただ、大会当日を迎えてユーザーのみなさんが楽しんでいる光景を見ると「大変なこともあるけど、また良いイベントを作ろう」と次の仕事への活力をもらえるんですよね。こういったサイクルにやりがいを感じられる方に、向いている仕事なのかなと思います。

Q3.サイゲームスの好きなところは?

元々『グランブルーファンタジー』『シャドバ』などサイゲームスのゲームが好きでしたが、入社してからは「社内の評価体制がしっかりしていること」「一緒に働く仲間のモチベーションが高いこと」も好きになりました。

まず評価体制についてです。
私の仕事のゴールは「ユーザーのみなさんがどれだけ満足したか」を追求することですが、これは来場者数のカウントやアンケート調査などで数値的に計測・評価しにくく、曖昧な評価基準になりがちです。
eスポーツ室ではこのような課題を把握しており、来場者数やアンケート調査などの定量・定性的な評価に加えて、プロジェクト側の要望に応えられているかも評価基準に設けられており総合的に判断されます。これにより、評価基準のうち何が足りている・いないかがわかるので、納得感をもって安心して業務にあたれますね。

次に、一緒に働く仲間の仕事に対するモチベーションが高いことについてです。
改善点や要望などを積極的に、部署やチームに関係なく気軽に言えるような社風ですし、それに対するレスポンスや対応も早い。さらにはバックオフィス部門も充実していて、以前、法務に相談したいことがあった際、私たちが実現したいことをベースにどうしたら法的に実現可能かを柔軟に考えてくれました。気持ち良く仕事ができる職場だなと感じますね。

Q4.将来の夢を教えてください。

「『シャドバ』を10年、20年続くタイトルにする」というプロジェクト方針を達成するため、競技大会も同様の年数を重ねていく必要があると感じています。
競技大会の開催経験を重ねて地盤をしっかり築き上げ、将来的には私たちが培ったノウハウを後進のスタッフに引き継ぎ、組織全体でサイゲームスのeスポーツシーンを盛り上げていきたいです。

Q5.プライベートの過ごし方について教えてください。

ゲームで遊んだり、家の近くのおいしいご飯処を探し歩いたり、猫とまったり遊んでいますね。
また、元々eスポーツが好きなので、さまざまなゲームタイトルの競技大会を個人・公式問わず視聴しています。eスポーツとは関係ないライブなどのイベントにも参加していますよ。
そこから、良い演出などをインプットしていますね。

※内容は取材当時のものです。