サイゲームスは、2018年度から延べ11回、千葉県松戸市、CA Tech Kidsと共同で、同市の小学生を対象としたプログラミングワークショップを開催しています。昨年度までは市内の公共施設を借りて開催していましたが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を防止しながら子どもたちにプログラミング教育の機会を提供したいという思いから、初めてオンライン上で開催することとなりました。
本イベントは7月23日~26日の4連休に午前・午後・夕方の3部制で実施し、各回に小学生約20人が参加しました。全4日間の様子をご紹介します。

▲松戸市役所の協力のもと、市内でチラシを配布しました

普段は会場にノートPCを用意して行っていますが、今回は全員がリモート参加となるため、受講に必要な機材と環境の確保が課題となります。そこで、個別の事情で参加の機会が失われないように、ワークショップ受講に必要な機材とネット環境をサイゲームスと CA Tech Kidsで協力して手配し、ノートPCと、必要な方にはWi-Fiルーターを無償で貸与しました。
対面イベントで参加者に配布していたTシャツやステッカー、USBメモリーなどのノベルティーも、今回は各参加者のもとに個別にお送りしました。

オンラインワークショップ
スタート!

対面式のワークショップでは2日間のカリキュラムで講義を行っていましたが、今回はオンラインでの実施ということで1日当たりの時間を短縮し、その代わりに4日間でオリジナルゲームの開発を目指します。

■スケジュール
・1日目:プログラミングを学ぼう 基礎編
―「繰り返し」や「条件分岐」などの基礎を学びます
・2日目-3日目:プログラミングを学ぼう 応用編
―「座標」や「変数」など少し難しいことまで学びます
・4日目:オリジナルゲームを開発しよう
―学んだ知識を活かし、自分だけのゲームを開発します

今回講師を務めるCA Tech Kidsのくわ先生とメンターの先生たち、4日間一緒に頑張る仲間たちと、掛け声で1日目がスタート!

▲みんなで「がんばるぞ!!」「おーっ!」

伊万里市で開催したワークショップと同様に、今回もプログラミングソフト「Scratch」を使用して、オリジナルのゲームを作るために必要な知識を学んでいきます。

▲くわ先生がScratchの画面を共有しながら仕組みを説明します

参加者の子どもたちは少し緊張しながら、先生の説明をしっかりと聞いていました。

▲みんな真剣な表情で、先生の説明を聞いています
▲2日目になると、少し難しい内容を学ぶ場面も……!

開発中にわからないことや相談したいことがあるときは、Zoomの反応ボタンで挙手のリアクションを送ります。すると先生が、メンターと質問者だけが入れる別室のZoomミーティング(ブレイクアウトルーム)を用意してくれます。
対面式のワークショップと同じように、メンターが相談者の隣に来て質問に答えてくれるような環境がオンライン上でも用意されており、子どもたちも活発に利用していました!

いよいよオリジナルのゲーム作りにトライ!

先生の説明を聞いた後は、実際に自分たちでScratchを使ったゲーム開発に挑戦です!

今回のお題は迷路ゲーム作り。どんなコースにするか、どんな速度でキャラを動かすか、自分たちで考えながら開発していきます。参加していた子どもたちの中には、サイゲームスが無償提供しているキャラや背景素材をたくさん組み合わせてゲームを開発している子も!
こうして実際に素材が活用されている様子を直接見られるのは、とてもうれしいですね。

▲妨害する敵の動きや難易度なども自分たちで考えて実装しています

最後に自分で作ったゲームの遊び方や力を入れた部分などの紹介文を作成し、タイトルを付けてゲームが完成!

初日は緊張していた子どもたちも、最終日には楽しそうにゲーム作りに没頭していました。一通り開発が終わった後も、「もっと手を入れたい!」「別の要素を追加したい!」と、時間の許す限り意欲的に開発を続ける姿が印象的でした。

プログラミングの楽しさに触れる機会を
もっと増やしたい

この取り組みの発案者であり、中心メンバーであるサイゲームス・社長室の星野に、初めてのオンライン開催について感想を聞きました。

「初めてのオンライン開催になりましたが、子どもたちが作品制作で集中して取り組んでいる様子や、笑顔で作品を発表してくれる様子を見ることができてホッとしました。CA Tech Kids のメンターさんがそれぞれの子に対してしっかりとフォローアップしてくださったおかげで、参加者が取り残されることもなく、素晴らしいと思いました。
一方で、普段とは違うオンラインでの開催ということで、ご家庭の事情により参加を断念された方もいるのではないかと懸念しています。オフラインでの開催と同様に、参加を希望した子が気兼ねなく申し込めるよう、さらに体制を整えていきたいと考えています。
今回の開催を通して、オフラインワークショップの代替としてのオンラインではなく、オンラインならではのメリットもあることがわかりました。
特に、子どもたちが普段過ごしている環境で自分の学習や制作に集中できるのは、オンラインでの開催の最大のメリットであると感じました。逆に、わからなくなってしまうと何も進まなくなる懸念があるのですが、そこをメンターのみなさんがしっかりとフォローして、子どもたちが制作に集中できるように導いてくれていました。
今後も、オンライン・オフラインそれぞれの特長を活かして、子どもたちがプログラミングに触れる機会を提供していけるよう取り組んでいきます。」


以上、Tech Kids ”ONLINE” CAMP in MATSUDOのリポートをお届けしました。 サイゲームスでは、新しい生活様式の中でも多くの子どもたちがゲーム開発に触れることのできる機会をご提供し、引き続きプログラミング教育普及のためにさまざまな取り組みを行ってまいります!