サイゲームスの部活動!Vol.12 〜大阪 ハンドメイド部〜
サイゲームスには、最高のコンテンツを生み出すため、まずは自分自身が様々なことを全力で楽しもうという文化があります。その楽しむ文化の一つとして「部活動」が盛んに行われており、社内には多くの部活動が存在します。
今回の記事では、部活動紹介シリーズ第12弾として「大阪 ハンドメイド部」をご紹介します。「ものづくり」が好きな人が多いのもサイゲームスの特徴。普段ゲーム開発に勤しむメンバーが、どのようにハンドメイドに取り組んでいるのか、部長に聞きました!
「大阪拠点を盛り上げたい!」という想い
大阪 ハンドメイド部の活動内容とは?
部長は普段どのようなお仕事をしていますか?
私は大阪拠点の総務として、福利厚生に関するやり取りや物品管理やオフィス環境の維持、社内イベントの企画・運営を担当しています。スタッフから色々なご相談をもらうので、私自身は「よろず屋」だと思っています(笑)。
大阪ハンドメイド部の活動内容を詳しく教えてください。
大阪ハンドメイド部は、手芸をはじめとする「ものづくり」と、スタッフとの「交流」を楽しむことを目的とした部活動です。主な活動内容は手芸ですが、他にも陶芸をしたり、安全に行える簡単な科学実験をしたりと、様々なクラフトに取り組んでいますね。
活動の一例で、以前「アニメの再現ドリンクを作ろう!」をテーマに一からクラフトコーラを作ったことがあります。パクチーやライムをペースト状になるまですりおろして、カラメルを加えて……と、なかなか大変でした(笑)。しかし、制作する中で偶然「シナモンには甘みを増す効果がある」ことを発見した瞬間は、部内一同謎の感動がありました!
その他にも、スタッフやその家族が参加する会社のイベントでは、専用のブースを設けて子ども向けのハンドメイド教室を開催しています。今年はシールやマスキングテープなどを使ってうちわを自由にデコレーションする「オリジナルうちわづくり教室」を行いました。
設立してからどのくらいになるのでしょうか?
今年で発足から2年が経過しました。コロナ禍が落ち着き、出社するメンバーが増えていく状況の中で「私も大阪拠点を盛り上げたい!」という想いから設立を決意しました。ものづくりが好きな人が多いこともあり、たくさんのスタッフに興味を持ってもらって、うれしい限りです!
部活動の雰囲気を教えてください。
大阪ハンドメイド部は、月に一度活動するようにしています。テーマごとに参加者は変わりますが、基本的に和気あいあいとした雰囲気ですね。前述した再現ドリンクを作る回は大変な盛り上がりでした!
逆に、ぬいぐるみの制作などでは、各々が「推しキャラ」への想いを込めて真剣に取り組むため、普段の賑やかな雰囲気とは対照的に部屋が静まり返ることもあります。集中しながら推しに向き合う姿は、どこか職人のような雰囲気さえ感じさせます(笑)。
活動のテーマはどのように決めているのですか?
テーマは毎月変えるようにしています。理由としては、参加者の偏りを減らし、より多くのスタッフが参加できるようにするためです。テーマの決定に際しては、季節感を大切にしつつ、スタッフからのリクエストに応じて決定することが多いです。部活動以外でも普段からメンバー同士でコミュニケーションを取っているので、何気ない会話からもアイディアをもらったりしていますね。
基本は平日の定時後に集まって部活動をしていますが、それだけではなく「おでかけ!大阪ハンドメイド部 外部体験」として外部の教室などに行くこともあります。先日は陶芸教室でお皿を作りに行きました!
ハンドメイド初心者が参加しやすいように工夫していることはありますか?
特殊な道具やテクニックが必要なテーマは極力避け、シンプルな工程と材料でできるものを選ぶよう努めています。また、染色液やキャンドルなど、普段あまり触れることのない材料を使用する際には、事前に使い方や取り扱い方法を詳しく説明することで、安心して参加してもらえるように心掛けています。
一人じゃできないことも、みんなと一緒なら楽しくできる!
大阪 ハンドメイド部が大事にしていること
部活動が業務に活きたエピソードはありますか?
「ものづくり」と「交流」を楽しむことを目的としている部活動なので、部署を超えたコミュニケーションが生まれていて、業務の連携や依頼が円滑になったと実感しています。
大阪拠点は全体で300名規模になったので、全員の顔と名前が一致しないことも出てきました。ハンドメイド部は毎月テーマを変えて色々な部署の方に参加していただくようにしているので、部活動を通して「はじめまして」同士のスタッフが交流する場にもなりました。特に、開発とバックオフィスの交流は今まであまり機会がなく、部活動を通じて築かれた関係が業務でも大きな助けとなっています。
大阪ハンドメイド部が大事にしていることを教えてください。
「一人じゃできないことも、みんなと一緒なら楽しくできる!」が、大阪ハンドメイド部の活動モットーです。この理念を基に、部員全員がものづくりと一緒に、メンバー同士の交流も楽しんでもらえるような場づくりを心掛けるようにしています。
ただ、ハンドメイドなのでもちろん失敗作もあって……。琥珀糖を作った際に、電子レンジの使用時間を誤って庫内が大変なことになったことがあります。もちろん責任を持って掃除したのですが、今では良い思い出です。(笑)
ズバリ、大阪ハンドメイド部の魅力ってなんでしょうか?
みんなでものづくりに挑戦していく中で、成長や達成感が得られることはハンドメイドの大きな魅力だと考えています。もちろんそれだけでなく、一つの作品が完成するまでには多くの工夫が詰まっており、作り上げたものに対する愛着や思い出はひとしおです。私自身も、自作したお気に入りの作品たちを「大事な仲間」として非常に大切にしています!
最後になりましたが、大阪 ハンドメイド部はものづくりを通じてスタッフ同士のコミュニケーションも生み出しています。「私も大阪拠点を盛り上げたい!」と思って立ち上げた部活動ですが、開発の助けになれていることがうれしいです。今後もハンドメイドの魅力を多くの人に伝え、サイゲームスの大切な文化として続けていきたいと思っています!
取材中、本当に楽しそうに部活動に取り組む部員の姿が印象的でした。大阪 ハンドメイド部のように、部員たちが楽しむだけでなく、拠点興隆の一端を担っている部活動も多くあるようです。
今後も様々な部活動を紹介していきます!どうぞお楽しみに。