サイゲームスの部活動!Vol.14 〜大阪軽音部〜

最高のコンテンツを生み出すために、サイゲームスには、まずは自分自身が様々なことを全力で楽しむ文化があります。その楽しむ文化の1つとして「部活動」が盛んに行われており、社内には多くの部活動が存在しています。

今回の記事では、部活動紹介シリーズ第14弾として「大阪 軽音部」をご紹介します。ゲームと音楽は密な関係にあり、切っても切り離せません。普段ゲーム開発に勤しむメンバーがどのような活動をしているのか、部長に聞きました!

初心者も参加しやすい環境
大阪軽音部の活動

部長の普段の業務内容を教えてください。

大阪サイゲームスのエンジニアとして、コンシューマーゲームのサウンド実装を担当しています。
ゲームサウンドの魅力を最大限に引き出すため、サウンドデザイナーとゲームエンジニアを繋ぐ架け橋となれるように日々精進しています。

発足の経緯はどのようなものでしたか?

元々音楽は好きだったのですが、今の業務を担当するようになってから、さらにゲームサウンドの奥深さや魅力に惹き込まれるようになりました。それから「サウンドについて、もっとみんなに知ってほしい!」と思うようになり、設立を決意しました。
発足して2年が経ち、今では20名以上の部員が在籍しています。

大阪軽音部の活動内容を詳しく教えてください!

毎月の活動として、ギター・ベース・ドラム・キーボードのパートに分かれた講習会を開催しています。
サイゲームスで軽音を始めた初心者も数多く在籍しているため、社内の経験者に講師になってもらい、初心者向けのレッスンを行うこともあります。
その他にも楽器を見に行ったり、お互いの楽器やエフェクターを試したりと、様々な活動を行っています。

また、不定期で各々が好きな曲を提案し合うセッション会や、期間限定のバンドを組んでのライブも開催しています。
先日のライブでは6組のバンドが演奏を披露しました。部員以外からも多くのスタッフが聴きに来てくれて、大いに盛り上がりました!

初心者向けのレッスンも行っているんですね。部活動の雰囲気はどんな感じですか?

初心者・経験者問わず、みんなで楽しむ空気が強いです。全体的に熱量が高く、 家で練習をするだけでなく、スタジオを借りて自主練習をしている人も多いですね。
初心者と経験者の比率は半々くらいなので、レッスン時も講師役と参加者でどちらかに比重が偏ることもなく、質問しやすい和やかな雰囲気で実施できていると思います。
ちなみに社内には元プロとして活動していたスタッフもおり、軽音部に熱烈勧誘中です(笑)。

▲初心者向けのドラム講習会の様子

初心者が参加しやすいように工夫していることはありますか?

実は軽音部を設立時、私自身、音楽活動は完全未経験だったんです。そのため、初心者が感じることの多い「何がわからないか」「どこでつまずくか」などが実感としてわかるので、どうすればそれを防げるか、楽しんで参加できるかを考えて活動の中に取り入れています。
具体的には、楽器の選び方や練習のやり方がわからない人、「自分が参加すると周りに迷惑をかけてしまいそう」と考えている人向けに、障壁を取り払うためのサポートを手厚くしました。

初心者向けの講習会だけでなく、楽器を見に行くときには経験者も交えてみんなで行くように声掛けしています。
あとは、自分が「下手ながらも楽しく活動していること」を日頃から言い続けるようにしています。

印象に残っているエピソードを教えてください!

おそらく一般的に軽音部ではドラムを希望する人が少なく、ドラマーは複数バンドを掛け持ちすることが多いと思いますが、大阪軽音部ではなぜかドラマーの人数が一番多いです(笑)。
メインパートでいうとドラマーの人数はなんとギターを超えており、反対にギターやベースなど他パートの人数が足りないため、引っ張りだこ状態です。同様にボーカルの希望者も少なく、先日のライブでは各自でボーカルを勧誘してもらいました。
花形といわれるパートの希望者が少なく、一般的な軽音部との逆転現象が起きているのは面白いですね。

大阪軽音部の目指すもの

部活動が業務に活きたエピソードはありますか?

大阪軽音部にはサウンド関連の業務を担当するスタッフだけでなく、プランナー、デザイナー、制作進行、デバッガーなど、様々な部署のスタッフが在籍しています。
レッスン以外の活動で普段話す機会のないスタッフともしっかりと話をする場があるため、その後一緒に仕事をすることになった際に、スムーズにコミュニケーションが取れると実感しました。

私のいるサウンド関連の部署は業務中に音を鳴らす必要があり、いつも遮音されたエリアに集まっているので、どうしても他部署のスタッフからは何をしているかが見えづらいんですよね。
部活動のメンバーと仲良くなって「以前までは(サウンドを)謎の集団だと思ってました(笑)」と言われたことがありました。部活動を通して、そうした障壁がなくなってきたと感じています。

大阪軽音部が大事にしていることを教えてください。

「音楽の面白さに触れること」です。
軽音部と聞くとどうしてもハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。音楽は誰もが楽しめるものだと思っていて、演奏する側も聴く側も、みんなが楽しく参加できる部活動になるように努めています。
部活動をきっかけに、あらためて音楽の魅力に気付いてもらえるとうれしいですね。

ズバリ、大阪軽音部の魅力はなんでしょうか?

初心者・経験者問わず、誰でも参加しやすいことでしょうか。
一人でも多くの人に音楽の魅力を伝えたいという気持ちで活動しているので、興味のある人は気軽に参加してもらいたいですね。
もちろんやるからには、最終的には高いレベルの演奏を目指したいとも思っています。メンバー一人ひとりのレベル感やペースに寄り添いながら、まずはみんなで楽しみつつ、お互いを高め合っていける雰囲気が大阪軽音部の魅力です。

ライブ中、本当に楽しそうに盛り上がる部員と来場者の姿が印象的でした。
開催にあたって事前にフライヤーを制作し、みんなでイベントを楽しもうとする姿勢にサイゲームスらしさを感じました。

▲ライブの告知にあたって制作したフライヤー

今後も様々な部活動を紹介していきます!どうぞお楽しみに。