サイゲームスの部活動!Vol.11〜佐賀 格闘ゲーム部〜

サイゲームスには、最高のコンテンツを生み出すため、まずは自分自身が様々なことを全力で楽しもうという文化があります。その楽しむ文化の一つとして「部活動」が盛んに行われており、社内には多くの部活動が存在します。

スタッフ同士で親睦や交流を深め、作り手自身が幅広いエンターテインメントを体感・研究するために行われている部活動。今回の記事では、部活動紹介シリーズ第11弾として「佐賀 格闘ゲーム部」をご紹介します!

初心者からベテランまで楽しめる!
格闘ゲームを遊び尽くす

「みんなでたくさんゲームをやる」というミッションステートメントを掲げるサイゲームス。もちろん部活動もサバイバルゲームボードゲームなどゲームにまつわるものが多くあります。

その中でも、今盛り上がりを見せているのが「佐賀 格闘ゲーム部」。昨年発売された『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-(以下、GBVSR)』をはじめとした様々なタイトルを遊び、研究しています。
今回の記事では、彼らの活動についてご紹介するため、部長に話を聞きました!

部長の普段のお仕事を教えてください。

佐賀デバッグのサブリーダーとして、デバッグ業務に加えて、スタッフのスケジュール管理や業務内容の調整も行っています。「Cygames 佐賀デバッグセンター」は2017年に設立され、6年経過したことでスタッフ数や業務内容も増加しました。そのため、個人の力を発揮するだけでなく、よりプロジェクトに貢献できるようメンバーと協力しチーム一丸となって日々の業務に取り組んでいます。

まず、佐賀 格闘ゲーム部の活動内容を詳しく教えてください!

お昼休みはほぼ毎日活動しています!お昼休みは対戦会がメインですが、夢中になったときは午後の始業時間ギリギリまで対戦していることが多く、気が付けば1時間経っていることも多々あります。

お昼休みとは別に、週1回の頻度で会議室を借りて2~3時間の対戦会や勉強会も実施しています。対戦会はいわゆる練習試合で、勉強会は格ゲー(格闘ゲームの略称)を始めたばかりの方に対して、格ゲーの基礎や面白さを伝える取り組みとして実施しています。

格闘ゲームはどんなものをプレイしていますか?

主に2D格闘ゲームがメインで、比較的新しめのタイトルをプレイしていることが多いです!最近は昨年12月に発売された『GBVSR』をプレイしていることが多いですが、これまで国内外問わず、リリースされた格闘ゲームは大体触ってきました。

ハードルが高いと思われがち?
格闘ゲームを気軽に遊んでもらうために

部員は初心者~プロ級など、どんなレベルの人が参加していますか?

格ゲーの経験年数が長い方から全くの初心者まで、幅広く参加しています。特にコロナ禍が明けて部活動が再開してからは初心者のスタッフに多く参加してもらっています!

初心者が参加しやすいように工夫していることはありますか?

格ゲーを「対戦ゲーム」として見せるのではなく、コミュニケーションツールとして楽しめることをアピールする呼びかけや周知をしています!

ゲーム自体の面白さも伝えていますが、格闘ゲームというジャンル自体ハードルが高く思われることが多いので、それを逆手に取った呼びかけをすることが多いです。例えば、「勉強会を開催します」や「新キャラをみんなで触って感想を出し合いましょう」といった内容で、コミュニケーションツールとしての側面をメインで伝えるように意識しています。

▲部内だけではなく、佐賀拠点全体を対象とした大会で20名以上の参加となった大規模なトーナメント戦が開催されました
▲初心者からベテランまで楽しめるよう、ガイドを置いたり、アーケードコントローラーやゲームパッドなどいろいろな種類のコントローラーを用意したりなどの工夫も

部活動をしていて、印象に残っているエピソードを教えてください。

格ゲーをやっている人、興味がある人が思った以上に多かったことに驚きました。これは地方だという点を考慮した部分もあります。都会に比べると佐賀のゲームセンターは格ゲー人口が少なく、あまりプレイする人がいないものだと思っていました。しかし、部を設立後、社内でプレイしているときにも10名以上のスタッフが見学に来てくれることがあり、興味を持ってくれる人が多くいました。

あとは新規部員のプレイがやたらと上手く、どこかで見たことがあると思ったらXで相互フォローしていた有名なプレイヤーだったのも驚きました(笑)。

佐賀 格闘ゲーム部の目指すもの

佐賀 格闘ゲーム部をしていて良かったことはなんですか?

一番は「格ゲーを一緒に遊べる人ができたこと」です!お伝えしたように佐賀でゲームセンターなどのオフライン環境で一緒に遊べるメンバーを集めるのは大変なので、「部活」として集まって遊び、みんなで楽しみながら腕を磨けるこの環境は本当にありがたいですね。

部活動が業務に活きたエピソードはありますか?

格ゲーはゲームの性質上、相手が考えていることを想像しながらプレイすることが大事で、この考え方はデバッグ業務にも活きていると考えています。デバッグは個人で対応する業務に見えて、実際はチームで対応する業務なんです。相手に情報を伝える際や相談するときに相手がどんな情報を求めているか、どうすれば上手く伝わるかを「考える」習慣は、格ゲーで培われたと思っています。

佐賀 格闘ゲーム部が大事にしていることを教えてください。

部活動でいかに「楽しい」と思ってもらえるか、です!対戦ゲームは他のゲームと比べて「難しさ」や「悔しさ」が目立つゲームでもあるので、それが「楽しい」よりも上回らないように、作品自体の楽しさを体験してもらうことや負けたときのフォローなどを大事にしています。

▲解説も部員が担当。難しいコンボを決めたときや重要な場面でミスしたときは、参加者全員で声を出してしまうことも

ズバリ、佐賀 格闘ゲーム部の魅力ってなんでしょうか?

オフラインでの対戦環境があり、みんなで「楽しい」を共有できることです。小さなゲームセンターが社内にあるような感じで、ゲームを通じて人とのコミュニケーションが図れることや、それによってゲームの知識や楽しみが広がっていくことが魅力だと思っています!


サイゲームスのミッション「みんなでたくさんゲームをやる」を体現する佐賀 格闘ゲーム部。みんなが楽しめるよう、勉強会や大会などを考え、実現する部員たちの熱量が伝わりました。

取材をしていて、どんどん格ゲーの輪が広がっていくのを確信しました!今後の活動も楽しみです。 今後も様々な部活動を紹介していきます!どうぞお楽しみに。