「Shadowverse World Grand Prix 2021」イベントリポート！

『Shadowverse』の世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2021」のGRAND FINALSを12月19日、さいたまスーパーアリーナで開催しました。予選を勝ち抜いた8名が火花を散らし、kakip選手が優勝を飾りました。今回の記事では、イベント当日の模様をお届けします！

2年ぶりに開催！
『Shadowverse』最高峰の戦い

「Shadowverse World Grand Prix」は、毎年12月に開催している『Shadowverse』の世界一決定戦です。2021年の同大会は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて開催が延期されていた昨年の大会と統合して、1つの大会として開催しました。2020年と2021年に世界各地の大会を勝ち抜いた招待選手48名による予選（DAY1、DAY2）が11月に行われ、勝ち上がった合計8名がGRAND FINALSに駒を進めました。

決勝の地は埼玉！
2年分の想いが凝縮

2021年のGRAND FINALS決戦の地はさいたまスーパーアリーナでした。共催の公益財団法人埼玉県産業文化センターと後援の埼玉県の協力のもと、前回大会から会場規模を拡大しての開催となりました。

優勝賞金の1億5000万円をはじめ、例年よりも大幅に上がった賞金に多くの注目が集まる中、2年分の想いが凝縮された世界一の座を争うトッププレイヤーたちの戦いを一目見ようと、開催を心待ちにしていた『Shadowverse』ファンがご来場くださいました！

会場内ではGRAND FINALSの他にもサイドイベントとして「RAGE Shadowverse 2022 Spring」のシード権やレジェンドカードパックチケットが賞品としてもらえる2Pick大会も開催されました。

また、新グッズが並んだ物販コーナー、埼玉県の特産品との限定コラボの物産品を購入できる埼玉県観光PRブース、過去2年の『Shadowverse』の歴史をまとめた年表パネルの展示など、さまざまなコンテンツが展開され、物販ブースではほとんどの商品が完売するなど賑わいを見せました。

kakip選手とnegima選手の決勝！
「『Shadowverse』は宝」

決勝戦に駒を進めたのはkakip選手とnegima選手。ステージ上と両サイドに設置された特大モニターに映し出される両選手のプレイ画面を見ながら、観客のみなさんは勝負の行く末を見守りました。

3本先取で勝敗が決まる対戦形式（BO5）で行われた本大会。2勝1敗で相手を先に追い込んだkakip選手の進化ウィッチによる《ソニック・フォー》と《虚無ノ哭風・グリームニル》がさく裂。negima選手のセッカエルフを退け、見事「Shadowverse World Grand Prix 2021」の王座に輝きました！

優勝の気持ちを聞かれたかkakip選手は「信じられないくらい本当に最高です。(次なる戦いに向けて)とりあえずパソコンを買います（笑） 」とコメント。さらに、「あなたにとって『Shadowverse』とは」の問いかけに対して、「宝です」と力強く返答。会場からは惜しみない拍手が送られ、GRAND FINALSは幕を閉じました。

運営チームに聞いた世界大会の裏側！

2年ぶりの開催となった今回の「Shadowverse World Grand Prix」で大切にしたことを教えてください。

開催を待ってくれた方たちが求めているものを全力で作る、そんな意気込みがありました。開催延期を繰り返し、参加選手やユーザーのみなさんに大きな心配を掛けてしまった中、開催を待ち望む熱い声もたくさんいただけていて。ご期待に応えるべく、前回の大会よりもパワーアップしたものにしたいなと思って取り組みました。

準備期間で一番苦労したことは？

一番はGRAND FINALS開催の約2週間前に海外選手の入国ができなくなったことです。その可能性も視野に入れて準備を進めていたものの、開催直前での変更には苦労しました。海外選手や運営チーム含め、海外現地の協力なしには今回のイベントは絶対に成立しませんでした。あと今までと違って予選と決勝の間に約1か月空くスケジュールだったので、ユーザーのみなさんへのお知らせの仕方や、どのように盛り上がりを作っていくかは頭を悩ませたところでした。

当日のお客さまの反応はどうでしたか？

最高でした！久しぶりのオフラインイベントということもあるかと思いますが、みなさんが純粋にすごく喜んでくれていて。

新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のインストールはもちろん、観戦時にも積極的に声援代わりのスティックバルーンを叩いて応援してくれるなど、感染防止対策を踏まえて楽しんでくれているところがすごく印象的でした。あとは会場にいない、オンラインで参加した海外選手に対しても分け隔てなく応援してくださっているのを見て、国を超えた1つの温かいeスポーツイベントになれたなと感動しました。

『Shadowverse』のリアルイベントや大会、配信番組などに関して、今後の展望はありますか？

今回お客さまの反応を見て、オフラインは良いなとあらためて思いました。その場でしか感じられない盛り上がりはやっぱりありますし、これからも大切にしていきたいと思います。一方で、新しい生活様式が定着しつつある中、オフラインだけやればいいということでは決してないので、オフラインとオンラインを組み合わせながら、 どうすれば 『Shadowverse』というゲームをより楽しんでもらえるかを、試行錯誤しながら考えていきたいと思います。

リアルカードゲームが登場！
今後の展開

GRAND FINALSでは、木村プロデューサーから今後の展開に関する新情報も発表されました。まずは12月27日から追加される新弾カードパック「Omen of Storms / 十禍闘争」のレジェンドカードを公開。

次に、Nintendo Switch用ソフト『シャドウバース チャンピオンズバトル』の新エディションを発表。2022年3月24日発売の新エディションは、2020年11月に発売された同作と、ダウンロードコンテンツとして発売中の「プレミアムパス＋10レベル 伝説のカード」がセットになっています。シーズンレベルを上げていくと、序盤からTVアニメ『シャドウバース』で登場した「伝説のカード」をはじめとした豪華報酬が手に入ります。

最後に『Shadowverse』のリアルカードゲーム『Shadowverse EVOLVE』の制作も発表しました。

今後もますます広がりを見せる『Shadowverse』にご期待ください！