これからのゲームの新しいかたちを切り開く BlazeGamesの歩みと強み【代表取締役社長インタビュー編】
BlazeGamesはサイゲームスのグループ会社として2014年に設立され、『リトル ノア』や『ドラガリアロスト(以下、ドラガリ/配信元:任天堂株式会社)』『ワールドフリッパー(以下、ワーフリ)』などのスマートフォンゲームを中心に、ゲームの企画・開発・運営を行ってきました。今回はそんなBlazeGamesについて、代表取締役社長と、22年新卒採用で入社した若手スタッフ4名へのインタビューを前後編に分けてお届けします。
前編では、BlazeGames代表取締役社長・岡田 佑次に同社の強みや今後の展望について語ってもらいました。
- 株式会社BlazeGames 代表取締役社長岡田 佑次
- 慶應義塾大学を卒業後、新卒採用でゲーム業界へ。コンシューマーゲーム、アーケードゲーム開発のプロジェクトマネージャーを務めた後、ソーシャルゲームの部門立ち上げ、ディレクター、企画職リーダーなどを経験。スタッフの採用・教育・管理をしながら多くのソーシャルゲームの開発・運用に携わってきた。2014年7月にサイゲームスの子会社としてBlazeGamesを創設。以降、代表取締役社長を務める。
新しいゲームを
スタッフの未来と共に切り開く
BlazeGames設立の経緯を簡単に教えてください。
これまでさまざまなプロジェクトに携わり、前職ではプロジェクトマネージャーやディレクター、企画職のリーダーを務めるなど会社を牽引する立場も担いました。
その後、サイゲームス・社長の渡邊から新会社設立の声掛けをもらい、2014年7月にサイゲームスのグループ会社としてBlazeGamesを設立することとなりました。
会社のビジョン、ミッションステートメントについて聞かせてください。
社名BlazeGamesの「ブレイズ」という単語には「炎」という意味があります。燃えるような感情を持ってゲーム制作に取り組みたいという想いを込めました。その他に「切り開く」という意味もあり、新しいことを切り開く、新しい挑戦を応援するということを中心に、3つのビジョンを掲げています。
常にユーザーのみなさんに驚きを与えるような新しいゲームを開拓していくとともに、スタッフの未経験分野へのチャレンジを積極的に応援し、ユーザーの方々との対話を忘れずコンテンツ制作をしていく、といった想いを込めています。
事業領域について改めて聞かせてください。
ゲームの企画・開発・運営を行っています。現段階の制作実績はスマートフォン向けのゲームのみですが、現在開発中のタイトルにはスマートフォンゲーム以外も含まれており、今後はPC・コンソールゲームなども含めて制作していきたいと考えています。
BlazeGamesがこれまでに手掛けてきた作品について教えてください。
社としての実績は、『リトル ノア』『ドラガリ』『ワーフリ』の3作品です。
スマートフォン向け・ストラテジーゲーム『リトル ノア』では、2019年のサービス終了まで、企画・開発・運営に携わっていました。
2016~17年頃からはアクションRPG『ワーフリ』にも弊社からプランナーを何名かアサインしていまして、カスタマーサポート領域などでも協力させていただいています。
アクションRPG『ドラガリ』には、サイゲームスの業務を支えるかたちで2018年頃から弊社のスタッフが入っています。私はリリース後にサイゲームス・松浦さんからディレクターを引き継ぎました。現在もサイゲームスのいくつかのプロジェクトに弊社のエンジニア、デザイナー、プランナーがアサインされています。
一人ひとりに合わせる
柔軟性がBlazeGamesの強み
会社の規模はどのくらいでしょうか。また、スタッフ同士の関わり方はどのような雰囲気ですか?
現在全員で50名強のスタッフが在籍しています。定期的に面談をしていまして、不安なことがないか、スタッフの温度感など細かくヒアリングを行う他、他愛のない雑談などもしてコミュニケーションを取りやすい関係を構築しています。
実は弊社のスタッフが携わっているプロジェクト数は合計すると10を超えていまして、個々の作業がメインになるため、スタッフ一人ひとりがしっかりと自立して業務に取り組んでいます。
BlazeGamesの強みは何でしょうか?
サイゲームスと協力してさまざまなゲームタイトルに関われる安定性と、少しずつではありますが、自社でオリジナルのものを作っていける、チャレンジしていける柔軟性が強みです。小さめの企業ではありますが、安定して新しいゲームづくりに挑戦できる座組は整っています。
加えて、入社後の研修はサイゲームスと同じものが受けられますし、管理体制や開発環境もサイゲームスと同様にベストなものが用意できます。また私個人の方針で、PCやディスプレイなど業務に使うものに関してはスタッフになるべく希望を聞き、良いものを素早く届けるようにしています。このような機動力も強みと言えます。基本的には「こういうものが欲しい」「こういう働き方をしたい」という要望があれば臨機応変に対応していますし、新卒・中途やこれからのキャリア、一人ひとりの様子、人間性などを見て、合っている働き方やプロジェクトを相談できる点もBlazeGamesの良さだと思っています。
どんな方がBlazeGamesの社風に合いそうでしょうか。
新卒と中途で変わってくると思います。新卒採用なら、前向きな考えを持っていて、いろんな事にチャレンジしたり学ぼうとしたりする方が向いています。
中途採用なら、上記であげたようにスタッフそれぞれの働きやすさを尊重したいと思いますので、色んな要望を言っていただける方が向いていると思います。
約50名いると言えど、まだ小さい会社なので、いろんなことを提案して積極的に要望を上げていただける方は合っていそうです。ただ、必ず「何か提案をしないといけない」ということではなく、堅実で業務推進力のある方も活躍できます。
創設10周年へ向けて
これからの展望とメッセージ
新規プロジェクトが進行中と聞きました。どのような開発をしているのか、可能な範囲で聞かせてください。
現状はハイエンドの3Dモデルを表示したり動かしたりする、とあるプロジェクトが進行中です。ユーザーのみなさんにあっと驚いていただけるようなゲームを目指して制作していますので、ご期待ください。
「ゲーム開発に関わりたい」という人や新卒・若手の求職者の方に向けて、メッセージをお願いします。
いろんなゲームを幅広くプレイしてほしいです。このメッセージは育成の際などに私がいつも伝えています。ゲーム開発では、自分がプレイしたゲームの体験や知識が自分の作るゲームにかなり大きな影響を与えるので、ゲームをたくさんプレイして分析することが大切です。今は本当にさまざまなジャンルのゲームがいろんなツールで出ているので、そこから多くの知識を取り入れてほしいと思います。
弊社は24年の新卒採用から技術職の採用もスタートしますし、中途採用ですと現在3DCGデザイナーの方の採用を強化しています。会社に興味がある方のご応募をお待ちしています。
最後に、今後の展望を聞かせてください。
近年、サイゲームスと協力している各プロジェクトの業務で、どんどんスタッフの力が付いてきているのを感じます。人が育ち技術も上がってきています。人材育成をこれからも継続していくことは大前提に、無事に10周年を迎えられるように、自分たちのオリジナルプロジェクトを積極的に作っていきたいと思います。BlazeGames単体としてもユーザーのみなさんに何かワクワクできるようなゲームを届けて、ブランドとして育てていきたいです。
以上、前編としてBlazeGames代表取締役社長のインタビューをお届けしました。後編では、22年新卒採用でBlazeGamesに入社した4名のスタッフへインタビューを実施。フレッシュなスタッフの声から、さらに同社の魅力に迫ります。ぜひあわせてお読みください!
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