【2023年度新卒採用スタート】 会社とともに成長中!CygamesPictures新卒座談会

サイゲームスのグループ会社であるアニメ制作会社「CygamesPictures(以下、サイピク)」。3月29日に最終話を迎えたアニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』やサイゲームスのコーポレートアニメーションムービー『Follow Your Fantasy』など、2016年の設立からさまざまな作品づくりに意欲的にチャレンジをしています。近年は新卒採用にも力を入れており、2022年4月には20名の新卒社員が入社しました。今回は、そんなサイピクに新卒として入社したスタッフ5名に、職場や仕事の魅力を語ってもらいました。

CygamesPictures 制作部マサキ
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2021年新卒入社。制作進行として、アニメの素材となるデータの回収や納品まで全体のスケジュール管理に携わる。
CygamesPictures 作画部シュウヘイ
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2021年新卒入社。作品の要であるキャラを描く作画班に所属し、アニメーションの原画を担当する。
CygamesPictures 美術部ミオ
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2019年新卒入社。世界観を作る上で欠かせない背景美術に携わる。
CygamesPictures 3DCG部アスカ
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2021年新卒入社。アニメ内に登場する小物などの3DCG制作を担当する。
CygamesPictures 撮影部テイシン
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2020年新卒入社。各制作担当からあがってきた素材をまとめ、効果を加えて最終的なアニメーションにする撮影を担当する。

『アニメプリコネR』第2期にも参加!
仕事を通して成長したこと

まずはみなさんの現在の仕事内容を教えてください。

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マサキ(制作進行)
キャラクター・プロップ(小物)・背景美術などに関する各種の情報を監督やライターに確認して設定として整理することと、それぞれの発注・制作のスケジュール調整をする「設定制作」や「制作進行」を担当しています。文字情報も絵も、設定に関わるものはすべて受け持って管理するというイメージです。
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シュウヘイ(原画)
作画部に所属して、1カットの完成画面を想定して構図とキャラクターの動きや配置を決定するレイアウトと、動きの中でポイントとなる絵を描く「原画」を担当しています。
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ミオ(背景美術)
アニメの背景を描く「背景美術」がメインです。他に、雑誌用のカットやBlu-rayボックスの扉絵などの背景を描いたり、3DCG用のテクスチャー(※)を描いたりもしています。
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アスカ(3DCGモデラ―)
3DCG部でプロップの「3DCGモデリング」をしています。あとは、ショット作業のお手伝いで3DCGアニメーションを担当することもあります。
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テイシン(撮影)
各部署から上がってきた素材を1つにして特殊効果などを加え、最終的な絵を作る「撮影」の仕事をしています。

※テクスチャー……3DCGの立体物や2Dイラストの素材に貼り付ける画像のこと。見た目や質感を表すために使われる

これまで携わったお仕事とそのやりがいを教えてください。

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マサキ(制作進行)
アニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive(以下、アニメプリコネR)』第2期の5話の制作進行を担当しました。
原画をもらったときや素材に色が付いたとき、動画になったときなど、自分がやっている仕事がかたちになっていくのを見るとやりがいを感じますね。
レイアウト段階から見ていたものが動いているのを見ると、「アニメの仕事をしている」という実感があります。
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シュウヘイ(原画)
私はコーポレートアニメーションムービー『Follow Your Fantasy』、『Shadowverse』のゲーム内アニメ、『アニメプリコネR』第2期のOP、2話、3話、4話、7話、11話、12話の作画の一部を担当しました。
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マサキ(制作進行)
入社2年目にして担当した数がすごい!現場でもシュウヘイさんの取り合いになってるよね(笑)。毎回何カットくらい描いているんですか?
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シュウヘイ(原画)
ものにもよりますが、10~20カットくらい(※)を任されることが多いですね。私はキャラに感情がこもったような動きに少しでも近づけたときに達成感があります。個人的に、『アニメプリコネR』第2期の7話で、ぺコリーヌがクルミとアヤネに抱き着くシーンは、ペコリーヌの感情が上手く表現できたかなと思います。
▲シュウヘイさんが担当した『アニメプリコネR』第2期の7話のシーンの原画と完成カット
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ミオ(背景美術)
私は『アニメプリコネR』第1期と第2期や、『Shadowverse』のゲーム内アニメの背景をいくつか描きました。
キャラが登場しない背景のみのカットを描くときは緊張しますが、その分、上手く描けたときは達成感がありますね。
あと、背景はけっこう他社作品の制作協力をすることも多いです。
▲ミオさんが担当した背景の1つ、『アニメプリコネR』に登場する「コカトリス亭」。アニメの世界観の確立には背景も欠かせません
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アスカ(3DCGモデラ―)
私は『アニメプリコネR』第2期用の3DCGのプロップ(小物)をいくつか作ったのと、アニメーターのヘルプとしてショット作業を担当しました。
初めてメインで挑戦した11、12話に出てくる「リミット解除のカギ」を完成させたときは、自分が作ったものがアニメの中で動くのかと思うとうれしかったですね。作品を観てくれた家族や友人から「観たよ、良かったよ」と感想をもらえたときもやりがいを感じました。
▲『アニメプリコネR』第2期11話で登場した「リミット解除のカギ」の設定と実際にアスカさんが制作した3Dモデル
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テイシン(撮影)
私は『アニメプリコネR』第2期の他、ゲーム内アニメの撮影を担当しました。ゲーム内アニメはサイゲームスで作ることもあれば、サイピクに依頼されることもあります。あとは、他社ゲームの周年記念PVの制作などにも携わることがありました。
▲テイシンさんが撮影として担当したシーンの例。撮影として各部署で制作された素材をまとめ、特殊効果などを加えます
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テイシン(撮影)
視聴者の方の反応を見たときはやはりうれしいです。SNSなどで感想をいただけたり、ときには、リアルイベントで映像が流れてお客さんの反応を直接見られたりする機会もあり、その瞬間はやっぱり感動します。
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シュウヘイ(原画)
撮影の仕事を知らない方もいらっしゃると思いますが、撮影さんの力もあって画面をきれいに仕上げることができていますよね。

※アニメのカット数……30分のTVアニメで300~400カット程度を作画する

アニメの世界に惹かれて
CygamesPicturesを目指すまで

学生時代はどんなことをしていましたか?

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マサキ(制作進行)
一般の大学で経済学部だったので、学業でアニメに関わることはありませんでした。就職活動を始めた頃までは、銀行やメーカーを志望していたのですが、後半でアニメ業界に行きたいと思うようになりました。
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ミオ(背景美術)
たしかにマサキさん経済学部って言われるとしっくりくる(笑)。就活の後半ですごい方針転換したんだね。
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マサキ(制作進行
クリエイティブ業界に応募しようとしたとき、ポートフォリオの提出を求められてすごい焦りましたね。まず「ポートフォリオ」ってなんだ?と(笑)。
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シュウヘイ(原画)
私の場合は大学に入る時点でアニメの仕事をしようと決めていて、美術大学のアニメーション専攻で学びました。
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マサキ(制作進行)
たしか学生の頃から、サイピクの仕事をしていたんだよね?
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シュウヘイ(原画)
うん。4年生の頃にお話をいただいて。作画のお手伝いなどをしていました。
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テイシン(撮影)
どういうルートで依頼が来たの?
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シュウヘイ(原画)
当時、自主制作した作品をWebで上げていたんだけど、それを見たサイピクのスタッフから連絡をもらって……という流れで。
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ミオ(背景美術)
そんなこともあるんだ。私の場合は美大でグラフィックデザイン学科に所属していて、静止画だけでなく、アニメに関する講義も取っていました。
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アスカ(3DCGモデラ―)
私は一般の大学で工学部に通っていました。幅広いことを学べる学部で、映像や音響などのアート寄りの専門を持つ教授も多かったので、クリエイティブ関連の講義もありました。そこからさらに専門学校に通ってアニメやCGの勉強をしました。
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テイシン(撮影)
私はアニメの専門学校に通っていました。学校では絵を描いたり、ゲームを作ったりしていました。

クリエイティブ系の学校の出身の人もいれば、一般の大学の出身の人もいるんですね。みなさんがアニメ業界を志望した理由は何ですか?

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マサキ(制作進行)
元々エンタメは好きでしたが、昔からアニメ業界を志望していたわけではないです。
大学時代は演劇などの実写寄りの活動をしていたのですが、就活のときに今までやったことのない分野に挑戦したいと思って、半分思いつきのような気持ちで飛び込みました。
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シュウヘイ(原画)
私は小学生のときからずっと絵を動かすことに憧れがありました。高校時代に観たアニメ映画に感銘を受けて、自分もそういう作画をしたいと思い、アニメーションが学べる美大に進学しました。
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ミオ(背景美術)
私は、つらいことがあった時期に心の支えになっていたのがアニメだったので、自分が携わった作品で誰かの心が少しでも晴れたらなと思い、志望しました。
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アスカ(3DCGモデラ―)
良い話!私も中学の受験勉強を放り出すくらいアニメにはまってしまったことがあって(笑)。元々アニメは好きでしたが、その頃から画面の表現にも注目するようになって、自分も作る側に回りたいと思うようになりました。
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テイシン(撮影)
私も物心ついたときからずっとアニメ業界が憧れで、アニメを仕事にしたいと思っていました。

アニメ会社の中でCygamesPicturesを選んだ理由は何ですか?

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シュウヘイ(原画)
『ブレードランナー ブラックアウト2022』を見て、渡辺信一郎監督の果てしないこだわりを実現できる力を持った会社であると感じたのがきっかけです。
▲2017年にインターネット配信された短編SFアニメで、映画『ブレードランナー 2049』の前日譚を描いている作品。制作をサイピクが手掛けました
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ミオ(背景美術)
私も『ブレードランナー ブラックアウト2022』を見て感動したのが直接の動機です。あとは大学の就職課に相談した際に、サイピクを挙げてもらって。
新しい会社だけどサイゲームスがアニメ事業を立ち上げたことが土台の制作会社で、福利厚生もしっかりしていると聞いたので応募を決めました。
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マサキ(制作進行)
私は若い会社であることが一番の魅力でした。若い会社なら自由度も高いだろうし、ひいては会社の方向性を一緒に作っていくこともできるんじゃないかと思いました。それに、『アニメプリコネR』第1期のクオリティーが高くて、きっと面白い仕事ができそうだなと。
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アスカ(3DCGモデラ―)
私は情報収集をしているときにサイマガでサイピクのインタビュー記事を見て、3DCGの担当者の話に魅力を感じて「入りたいな」と思いました。
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テイシン(撮影)
私は、可愛い女の子がたくさん出てくるアニメが好みで、『マナリアフレンズ』が好きだったのが一番の理由です。サイゲームスのゲームやアニメもそういう作品が多いので、好きな作品に携われるチャンスが多いのではないかと考えました。

新卒入社した人から見て
CygamesPicturesってどんな会社?

入ってみて感じる、サイピクの良さや魅力はどんなところですか?

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マサキ(制作進行)
風通しが良いことですね。「こういう仕事をやってみたい」といったことを普段から言っていると、実際にそういう仕事が発生したときに「やってみる?」と言ってもらえることも。若手の意見もきちんと聞いてくれる風土があります。
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アスカ(3DCGモデラ―)
そうですね。色々と意見を出し合えると感じます。
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テイシン(撮影)
社長の竹中(信広)との距離感も近いですよね。仕事の話もそうですし、それ以外の雑談などをすることも。他の会社で働いている友人からは驚かれます(笑)。
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シュウヘイ(原画)
たしかに。アニメ制作会社としてサイピクはそこまで規模が大きくないですが、その分色々な人と関われる気はしますね。
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ミオ(背景美術)
比較的若いスタッフが多いので、全体的に距離感が近い感じはあります。質問や相談をしやすいですし、意見を出せることで色々なチャンスも多い気がします。
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シュウヘイ(原画)
あとは、アニメに限らずサイゲームスのコンテンツが好きという人は多いと思います。私が入社したときは、ちょうど『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』が話題になっていたときで、みんな『ウマ娘』をプレイしていました。
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マサキ(制作進行)
何かの集まりのときにひたすら『ウマ娘』をプレイしていたこともありますね(笑)。

新卒入社したスタッフへのサポートとしてはどんなものがありますか?

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マサキ(制作進行)
年度によっても変わると思いますが、私の入社した2021年は2日間の全体研修の後に、配属先の部署で実務をOJTで覚えるというかたちでした。私は制作進行なのでメールの添削や電話の仕方、どういった下準備が必要かを指導してもらいました。
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シュウヘイ(原画)
全体研修では、社会人としての心構えや、ビジネスツールの使い方など、基本的なことを学びます。心構えの教材としては、サイゲームスの「シゴトのアタリマエ」も使われています。
▲新人であれば誰もが悩みうる「仕事の進め方」について、疑問に答える漫画「シゴトのアタリマエ」。詳しくは「2500人超のスタッフを繋ぐ サイゲームスの「今」を伝えるWeb社内報づくり」よりご覧ください
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ミオ(背景美術)
部署によっては、部署内で研修期間を設けているところもあります。
背景美術では配属後に1〜2か月程度の研修があります。内容は主に課題制作で、基礎からじっくり教えてもらえました。
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アスカ(3DCGモデラ―)
3DCG部では約3か月間の研修がありました。研修の内容は、モデリングツールの仕様確認やプロップやキャラクターのモデリングの練習、リギングの練習などです。
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テイシン(撮影)
ちなみに撮影部は、今年入社した2022年卒には入社前の研修が実施されました。

入社前と比べて、自分が成長したなと感じることを教えてください。

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マサキ(制作進行)
制作進行はスケジュール管理が重要な仕事なので、始まってからではなく、どれだけ事前にトラブルの種をつぶしておくかが大事です。その意味で、先を見通す力が徐々についてきたと思います。
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ミオ(背景美術)
制作って予定通りにいかないことが多いから大変そうだといつも思ってます。
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マサキ(制作進行)
想定外のことが起きるのはしょっちゅうですね。そういうトラブルが起きたときに、あらかじめ対策を考えておいたり、先輩に相談したりして、致命傷を防ぐ対応力がついてきた気はします。
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シュウヘイ(原画)
私は、いっぱいいっぱいになりながらも、できることが少しずつ増えてきた気がします。
『アニメプリコネR』第2期の終盤はプレッシャーもありましたが、作業時間を短縮しながら、なおかつ良い画面を保つことができたと思います。演出の人からも「手が速くなった」と言ってもらえてうれしかったです。
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ミオ(背景美術)
ただ絵を描くのではなく、手持ちのカット数と締め切りのバランスや、次の仕事のことなどを常に意識しながら作業できるようになりました。
最初は自分のカットを描くことで精いっぱいでしたが、チーム全体のことを考えて自分のスケジュールを計算できるようになりました。
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アスカ(3DCGモデラ―)
レイアウトや効率、データの構成など、学生時代にCGを作っていたときはあまり考えていなかったことを考えて作業できるようになったかなと思います。
アニメーターのヘルプなど、他の立場の仕事を体験して学んだことも多いですね。
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テイシン(撮影)
私は常にアニメ制作者に感謝の気持ちを持つようになりました。実際にアニメを作る立場になって入ってその大変さがわかり、他の作品を観るときも常に感謝の気持ちでいっぱいです。

会社を背負う若手として
今後の目標・挑戦

アニメ業界での仕事を志す学生の方に向けたアドバイスをお願いします!

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マサキ(制作進行)
働き出したら毎日アニメのことばかり考えることになるので、学生のうちはアニメ以外のいろんな世界にも触れたほうがいいと思います。アニメに関係ない部分が仕事に活きることも多いので。経験したことはすべて糧になります。
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シュウヘイ(原画)
そうですね。アニメはあくまで表現方法の1つだと思うので、アニメ以外のものにもたくさん触れながら、自分が表現したいことを蓄えておいたほうがいいのかなと思います。
面白いアニメを作りたいのであれば、アニメのことだけを学んでいても足りないというか。
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テイシン(撮影)
シュウヘイさんは、アニメ以外のことが活きていることもある?
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シュウヘイ(原画)
例えば、私は音楽が好きなんですが、気持ちの良いリズムのある動きを作るのに、音楽からアイディアを得ている部分があります。そういうことは、アニメだけを観ていてもなかなか気付けないので。
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アスカ(3DCGモデラ―)
わかります。ただ、アニメ業界に入る前に、純粋な目でアニメを観ておくことも大切かも?
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マサキ(制作進行)
うん、たしかにそれもありますね。業界に入るとどうしても仕事目線でアニメを観ることも多いので、今のうちに純粋な気持ちでアニメを満喫しておくのは大事ですね。
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ミオ(背景美術)
私は、アニメ業界を特殊なところだと思い込んでいて、自分にできるのだろうかと最初の一歩を踏み出すのが遅れました。自分がやりたいと思ったら、積極的に動いていいと思います。
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テイシン(撮影)
あと、人脈は意外と大事だと思います。業界や会社が違っても、クリエイター同士、情報交換できることは大切です。もしクリエイター系の学校に通っているのであれば将来同業になる可能性も高いので、学生のうちに友人をたくさん作っておくことをおすすめします。

みなさんの今後の目標を教えてください。

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マサキ(制作進行)
将来的には、監督や脚本家、アニメーションプロデューサーになりたいと思っています。実際に、設定制作の出身の例も多いですし、監督でも作画出身の人もいれば制作出身の人もいるので。
たくさんの部署の仕事に触れられる分、色々な道があるのが設定制作や制作進行という仕事の良いところだと思っています。
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シュウヘイ(原画)
空気感や感情が伝わるような演出や作画ができるようになりたいです。直接指導いただいた先輩がいるのですが、そんな風になれるように頑張ります!
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ミオ(背景美術)
アニメ業界は団体戦なので、周りの状況を見て上手くサポートに回れるようになりたいです。
あとは劇場版アニメの背景を描くことが夢です。劇場版の美術監督の経験がある人がサイピクにもいるので、色々と学びたいと思っています。
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アスカ(3DCGモデラ―)
キャラクターの中には3DCGで作っているものもあるので、そういうキャラクターモデルに携われるようなリードモデラーになりたいと思っています。
gutenberg-examples
テイシン(撮影)
仲間に信頼されて多くの仕事を任されるような戦力になりたいです。まだまだわからないことも多いですが、イレギュラーなことにも対応できる力をつけたいと思っています。
同じ部内の先輩を目標にしていて、追いつきたいと思っています。

以上、サイピクの新卒による座談会をお届けしました。本記事で、少しでもサイピクの社内の雰囲気が伝わっていれば幸いです。

また、サイピクでは、2023年度新卒採用の募集をスタートしました。アニメ制作に携わりたい!という熱い気持ちを持つ方からのご応募をお待ちしております。

CygamesPictures 2023年新卒採用サイト

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