『ウマ娘』の世界へ!リアル脱出ゲーム「勝利できないレースからの脱出」リポート&インタビュー

2023年12月3日まで、新宿の東京ミステリーサーカスで『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』初のリアル脱出ゲーム「勝利できないレースからの脱出」が開催されています。『ウマ娘』は、実在する競走馬の名前と魂を受け継いだウマ娘の物語を描いていくクロスメディアコンテンツです。このたび、リアル脱出ゲームの企画・運営を行う株式会社SCRAP(以下、SCRAP)とサイゲームスが共同で脱出ゲームを制作しました。
この記事ではサイマガ編集部による体験リポートと、脱出ゲームとウマ娘に深い愛を持つ制作スタッフへのインタビューをお届けします!

育成しながら謎を解く
ウマ娘の世界が現実に!

今回の脱出ゲーム『勝利できないレースからの脱出』は、1チーム最大4人でプレイできます。謎解きは1人でも多くの仲間がいるとより協力してスムーズにできるかもしれませんが、1~3人の参加でもプレイできます。チケットは2種類あり、グループチケットの場合はテーブルを貸し切りにでき、一般チケットの場合は会場で4人1組のチームを作ります。

プレイヤーは、北海道生まれの頑張り屋さんなウマ娘・スペシャルウィークを担当するトレーナーとなってゲームに参加。脱出ゲームのオリジナルレース「ウィッシュスター杯」でスペシャルウィークが一着を取れるよう、トレーニングをしていきます。
ウィッシュスター杯には、スペシャルウィークの憧れの存在である天才肌のウマ娘・サイレンススズカも出走。トレーニングを積んでサイレンススズカを制し、見事一着を勝ち取ることができるのか……!?
大きなスクリーンで上映されるオープニングムービーを見終えたら、いよいよ脱出ゲームスタートです!

▲脱出ゲーム会場のヒミツキチラボ(小ホール)の様子
▲オープニングムービーに登場する担当ウマ娘のスペシャルウィーク(右)と、憧れの存在サイレンススズカ(左)

育成シミュレーションゲームである原作ゲームの世界に飛び込んだかのようなこの脱出ゲーム。このリアル脱出ゲームでは手足を動かし頭を使って謎を解いていくので、「自分がトレーナーとして育成している実感」を感じられます。会場内にはウマ娘養成機関であるトレセン学園の施設が再現されており、謎解きの途中で色々な部屋を巡れます!

▲体力を考慮しながらウマ娘のトレーニング計画を立てます
▲トレセン学園の施設が再現されています

今回の脱出ゲームの大きな特徴の一つは、オリジナルに用意されたSNSを使ってウマ娘たちとコミュニケーションが取れること。チャットや電話で相談したり、情報共有をしたり、リアルなやり取りを通じてウマ娘たちと本当に相談しながら次のレースへ挑んでいるような感覚を味わえます。時にはキャラクターから電話がかかってくることも……!スペシャルウィークとサイレンススズカの他にも様々なキャラクターたちが登場し、育成をサポートしてくれますよ!

▲キャラクターとチャットや電話で連絡を取るたび、思わずテンションが上がってしまいました……!

さらに、原作ゲームにも登場して仮想現実の世界でレースのシミュレーションができる「VRウマレーター」も、タブレット上で実際に使えます。トレーナーとなったあなたは、スペシャルウィークがどの程度育っているのかを細かくチェックしながら、トレーニング内容を決めていきます。

▲原作ゲームにも登場するVRウマレーターを実際にタブレットで操作できます

謎解きキットや小道具の一つひとつにもこだわりが満載ですので、ぜひじっくりと観察してみてください!

ウマ娘をよく知らなくても気軽に楽しめる
謎解き手助けアイテム

今回の脱出ゲームは、リアル脱出ゲームが初めての方、ウマ娘をよく知らない方でも安心してお楽しみいただけます。
どうしても謎が解けないときのために、チームごとにヒントブックが用意されており、困ったときはスタッフがさり気なくサポートしてくれます!また、ウマ娘のことを何も知らない方向けに基礎知識がまとまった資料も用意されていて、謎解きの最中はいつでも確認できます。

▲ウマ娘の基礎知識がわかる「スクールガイド」
▲謎解きで詰まってしまった場合に必要最低限のヒントをくれる「ヒントキット」

謎解きパート以外にも
ウマ娘ならではの映像コンテンツ

すべての謎に挑戦して脱出ゲームが終了した後には、スタッフから謎についての解説があります。

サイマガ編集部は最後の謎でつまずき、惜しくも脱出成功ならず……。悔しいですが、「もう少し時間があれば解けたかも……!」「あの要素にもっと早く気が付いていればクリアできた!」と、無理な謎ではなかったからこそ忘れられない体験になりました。なにより難しい謎に立ち向かう面白さは、リアル脱出ゲームの醍醐味の一つといえますね。
すべての謎の解説を聞いて、すっきりした気持ちでエンディングへ。ついに、ウィッシュスター杯本番です!スペシャルウィークは一着になれるのか、ドキドキしながら見守りました。

▲大迫力のレースシーン

レースの後にはさらにお楽しみのコンテンツがあり……!?自宅にペンライトがある方は、持参するとより楽しめること間違いなしです。詳しくは会場で体験してください!

▲惜しくも脱出失敗……。この回は11チーム中2チームが脱出成功でした

おうちでも遊べる謎付きのグッズも!
種類豊富な限定グッズ

東京ミステリーサーカスの1階やサイゲームスのオンラインストア「CyStore」では、今回の脱出ゲーム限定のデザインをあしらったコラボグッズが販売されています(※)。会場での脱出ゲームが終了した後も楽しめるグッズをピックアップしてご紹介!

※数に限りがあるため、なくなり次第終了となります。ご注意ください

▲描き下ろしイラストを使用した「謎付きクリアファイル」。ここだけでしか読めない、ウマ娘たちの日常が描かれたサイドストーリーが楽しめます
▲描き下ろしイラストを使用した「アクリルスタンド」。疾走感があふれる姿に、イベントの興奮がよみがえります
▲トレーナーの気分になれる「クリップボード」と「パスケース」。普段使いもしやすいです!
▲「トートバッグ」に「缶バッジ」を付ければコーディネートもバッチリ。缶バッジはランダム商品のため、何が出るかはお楽しみです

さらに、店頭のショップでグッズを購入した方限定でもらえるダイカットステッカーや、1階のカフェで注文いただいた方にお渡しするコースター(※)など、現地でしか手に入らない特典も。こちらも要チェックです!

※コースター配布は東京会場限定です

▲グッズを2000円(税込)以上購入するともらえる宝箱デザインの「ダイカットステッカー」(絵柄はランダム) ※ステッカーはなくなり次第終了となります
▲東京会場1階の「HIMITSU COFFEE」では、フードまたはドリンクを購入の方にオリジナルコースターを配布中です ※かき氷は期間限定メニューのため、現在は販売していません

最高の脱出体験を届けるために
担当者のこだわりと想い

このリアル脱出ゲームに関わったサイゲームスのスタッフとSCRAPの担当スタッフに、コラボの経緯や込めた想いを語ってもらいました。サイゲームスからはメディアプランニング担当、『ウマ娘』のゲーム開発担当、グッズ周りのライツ担当、SCRAPさんの企画担当のメンバーに話を聞いています。

インタビュー回答者
●メディアプランニング担当
社内外への連絡窓口やメディアプランなどを担当。
●ゲーム開発担当
ゲーム『ウマ娘』のプロジェクトから、今回は『ウマ娘』に関する監修を担う。
●ライツ担当
主にグッズやアイテム周りで、素材提供や監修を行う。
●SCRAP企画担当
今回の企画提案から、ストーリー、構成、謎、プロモーション制作までを担当。

本企画はどのように立ち上がったのでしょうか?

メディアプランニング担当 昨年の頭にSCRAPさんからお声掛けいただいたのがきっかけです。

SCRAP企画担当 サイゲームスさんとは元々別のゲームでも一緒にリアル脱出ゲームを制作したことがあり、今回は「ぜひ『ウマ娘』を」とお声掛けしました。

今回のリアル脱出ゲームコラボの概要を簡単に教えてください。

SCRAP企画担当 一つのホールにテーブルがたくさん置いてあり、そこにプレイヤーたちが集まって謎を解いていく、いわゆる「ホール型」のリアル脱出ゲームです。テーブルにある各種アイテムやガイド、タブレット端末などを使ったり、周りにある部屋を巡ってアイテムを獲得したりしながら脱出成功を目指します。今回のコラボでは、謎やストーリー、タブレット端末のアプリ、シナリオなどはSCRAPが制作し、サイゲームスさんが監修しています。ただし、サイゲームスさんにはコンテンツの監修だけでなく、「脱出ゲーム」自体の制作も一緒に相談しながら取り組ませていただいたんです。謎解きやゲームの部分も一緒に作れるのは、ゲームメーカーさんならではだなと思いました。

謎解きではタブレット端末の使い方が印象的でした。そこもSCRAPさんからのご提案なのでしょうか。

SCRAP企画担当 そうです。当初から「大きなスクリーンでレースシーンを真剣に見てほしい」という想いを企画の根幹にしていて、どうやったらある程度結果の予想がつくレースを「真剣に」見ていただけるかが肝心でした。そこで、その場に彼女たちがちゃんと存在しているんだという体験が必要だと考えました。実際のゲームでも、トレセン学園という世界の中できっとトレーナーとウマ娘たちは電話もするし、ビデオ通話もするし、チャットもするよね、と。その実在感を作っていきたい想いで、タブレット端末でのやり取りを提案しました。

登場キャラクターやストーリーはどのように決めていったのでしょうか?

ゲーム開発担当 同時期に2.5周年アニバーサリーや新シナリオのリリース、TVアニメ第3期の放送開始などがあり、フィーチャーしたいウマ娘がたくさんいてかなり悩みました。そこでSCRAPさんに「どのくらいの方が『ウマ娘』を知らない状態で来ますか?」と聞いてみたところ、半数~約6割の方は知らないお客さまだろうという話でした。ウマ娘を好きな方が楽しめるのはもちろん、知らない方でも最終的にウマ娘を好きになって帰って、できればその後にゲームを遊んでほしいなと思ったので、一番キャラクターに触れやすいスペシャルウィークとサイレンススズカにしたんです。

SCRAP企画担当 最初は別キャラクターもライバルとして……という話が上がったんですが、1時間の脱出ゲームで詰め込める情報量を考慮して、今回は出さないことになりました。あなたはスペシャルウィークのトレーナーです、サイレンススズカがそこに時々絡んできますという設定で、一番違和感がないもの。この2人を中心にするのであれば、スペシャルウィークの「一緒に走りたい」という願いを叶えてあげるストーリーが一番気持ちが入りやすいだろうと、エキシビジョンレースに挑むストーリーになりました。

企画をかたちにする際に印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

SCRAP企画担当 サイゲームスさんからの「謎」についての監修がかなり厳しかったことですね(笑)。

ゲーム開発担当 なるほど(笑)。僕としては、「『ウマ娘』を知っている人にとって“謎”の歯ごたえがない」のは面白くないなと思っていました。今回、ウマ娘の世界を本当に忠実にゲームに落とし込んでいただいたので、前提知識や世界観から推察がしやすいという課題もあったんです。
でも、僕は脱出ゲームで一番面白いのって、とても難しい問題が突然現れて、「ええ!どうするの!?」ってなって、もう最後の最後はひらめきでなんとかクリアできたってときが一番楽しいと思っていて。『ウマ娘』を好きな人が来たときにもそういう状態になってほしいと考えていたので、知識の有無にかかわらず何か所か必ずつまずくポイントを作りたいとお伝えして、最後の最後まで調整していただきましたね。

メディアプランニング担当 やはり謎解きに慣れていないお客さまがいらっしゃるということで、コラボの謎は簡単にするしかないときがあると思うんです。でも、僕らは謎解きが好きすぎて……。謎解きの面白さはクリアできたときじゃなくて、クリアできないような謎に直面したときだと思っているんです。

ゲーム開発担当 そこが一番面白いですね!クリアできなくても面白いのが脱出ゲームですもんね。

メディアプランニング担当 そう!クリアできなくても良い。でも、次こそクリアしたいと思う。……初めてSCRAPさんで味わった「あの面白さ」を実現したくて、「あの、ファンのみなさんも来ると思うんですけど、謎解きで苦しめてください」みたいなことをお伝えしていました。

SCRAP企画担当 そこが苦労しました(笑)。

メディアプランニング担当 でも理不尽なものではなくて、納得感のある失敗というのも大事でした。「ああ、これ気付けたのに……!」ってファンのみなさんも謎解き好きも思えるような、気持ち良く、そのどちらかの文脈に寄りすぎていない謎を模索していただきました!

ゲーム開発担当 こちらからお願いをしたものといえば、「ぱかライブTV Vol.32 2.5周年記念 ハッピーサマーフェス!」で出走キャストの皆さんに挑戦していただいたリアル脱出ゲーム「灼熱!終わらない夏合宿からの脱出」もSCRAPさんに作っていただきましたよね!

メディアプランニング担当 たしかにそうでしたね。ちょうどゲームリリース2.5周年のタイミングでしたし、何よりリアル脱出ゲームを体験したことがないユーザーのみなさんに謎解きの楽しさを知ってもらう良いきっかけになるのではと思い、SCRAPさんにご相談しました。そうしたら大喜びでオリジナルのゲームを作ってくださって。

SCRAP企画担当 まさか生放送用にもゲームを作らせていただけるとは思わず、とても面白い取り組みでした!生放送できちんとウケるのかが心配でとても胃が痛かったんですが、想像以上の反響がいただけました(笑)。

▲「ぱかライブTV Vol.32 2.5周年記念 ハッピーサマーフェス!」では、ビーチに隠された謎を解く番組専用のリアル脱出ゲーム「灼熱!終わらない夏合宿からの脱出」を企画

特にウマ娘のファンの方に楽しんでいただきたいポイントはどこでしょうか?

SCRAP企画担当 彼女たちが本当に「いる」と実感してもらうことに注力したので、ゲームを実際にプレイされているユーザーの方には「ゲームそのまんまだ!」と感じていただけると思います。ゲームの中では描かれていないですが、トレーナーなら必ずやっているだろうという体験ができるところは、絶対に『ウマ娘』が好きな方、ゲームをプレイしている方に来て楽しんでもらいたいです。

メディアプランニング担当 大きなスクリーンで改めて固唾を呑んでレースやライブシーンを見守ると、『ウマ娘』ファンだからこそ気付けるポイントがあると思います。実際にそういうお声もすでに聞いているので、ゲームを新たにリアルに感じられる機会にもなっているのではないかと。

ライツ担当 私は2.5次元感もあるなと思いました。先ほどSCRAP企画担当さんも仰っていましたけど、ゲームの中で描かれていない部分がすごく丁寧に描かれています。トレセン学園の案内をはじめ、小道具一つを取ってもしっかり作られていて。『ウマ娘』の世界に入り込んだ空気感や没入感をぜひ味わっていただきたいなと思いました。

では『ウマ娘』をあまり知らない方でも、脱出ゲームが好きな方におすすめしたいポイントを教えてください。

SCRAP企画担当 実は、初期のリアル脱出ゲームの雰囲気が残った謎や仕掛けが多い公演だと思っていて、だからこそ昔から好きな方が意外と喜んでくれている印象です。ザ・王道!でもあり、かつ、トレセン学園のリアルな体験にもなっていて、ちょっと奇跡のバランスが取れちゃったなと思っています(笑)。その原因を考えると、やはりサイゲームスのスタッフのお二方が昔からリアル脱出ゲームを好きなことが大きいです。「この解き方は驚いたんですよ!」といったような過去の体験をきちんと入れ込んだ結果、昔からのリアル脱出ゲーム好きにも楽しい公演になったのだと思っています。

ゲーム開発担当 ゲーム開発からの視点では、普段から『ウマ娘』が提供している体験を僕は面白いと思っていますし、今回は『ウマ娘』を知らない方にもその楽しさを体感してほしいと思っていました。すでにアンケートでも「『ウマ娘』を知らなかったけど感動した」というお声を多くいただいていて、目標の一つが達成できたのかなと思っています。

コラボグッズのこだわりポイントを教えてください。

ライツ担当 今回グッズにはキャラクターの描き下ろしデフォルメイラストを入れており、謎解きとのコラボらしい、少しベタなアイテムを持ったイラストになっているのがこだわりポイントです。今回の謎解きの内容とは少し違うんですけど、宝箱と鍵を持っていたり、はてなが書かれたメモを持っていたり、このコラボならではのイラストになりました。
『ウマ娘』側から強い希望をいただいたのは、「脱出成功/失敗ステッカーセット」ですね。

▲表情にこだわった「脱出成功/失敗ステッカーセット」

メディアプランニング担当 脱出成功/失敗ステッカーはリアル脱出ゲームが好きな人たちが集めていることが多いので、外せないアイテムなんですよね。

ライツ担当 元々の案では「失敗」の方の顔が結構しょんぼりしていたんですが、プロジェクト確認のときにそれはウマ娘らしくないという話が上がりました。失敗してしまったことも良い体験として変えてほしいし、次また頑張ろう、とウマ娘に励まされるデザインにしたいということで、表情を新規で作ってギリギリまで調整しました。

あとは、謎付きの「クリアファイル」が一押しです!この謎解きもストーリー仕立てになっていて、公演で高まった気持ちのまま、家に帰ってからもスペシャルウィークやサイレンススズカと一緒に謎解きを楽しめます。公演中の2人とはまた違った雰囲気で、日常のかわいらしいストーリーですし、制限時間もないので、公演とあわせてダブルで楽しめるアイテムです。公演に来られない方にも謎解きを楽しんでいただきたい、という想いもあります。

最後に、今回のイベントに参加するお客さまへメッセージをお願いします。

SCRAP企画担当 繰り返しになるんですが、『ウマ娘』のゲームをリアルで体験するとこうなるんだという体験ができますし、描かれていない部分まで体験することによって、ゲームがより楽しくなります。だから『ウマ娘』を好きな方にはぜひ来てほしいですし、『ウマ娘』の導入コンテンツとしても、良い出来栄えになったと思います。

メディアプランニング担当 みなさん全然触れていなかったんですけど……完成が見えてきたときに、SCRAPさんが「お客さまに最後のライブでペンライトを振っていただきたい」と言い出して。「どういうことだ……?」と思うじゃないですか(笑)。「謎解きの邪魔になりそうなものを?」っていう。

ゲーム開発担当 本当に盛り上がるか心配でした(笑)。

メディアプランニング担当 実はみなさん懐疑的だったんですけど、その案をSCRAPさんがゴリ押ししてくださったおかげで、とっても楽しい公演になったんです。最初の案内で「ペンライトはありますが謎解きに使いません!」って断言するところから始まり、最後には非常に面白いコンテンツになっているので、ペンライトやウマブレードを持っている方は絶対持ってきてほしいですし、お客さまには「つまりすごく楽しいライブがある」と期待して来てほしいです。

ゲーム開発担当 僕はこの公演を、リアル脱出ゲームが初めてという方にもとてもおすすめできる公演だと思っています。それだけリアル脱出ゲームの面白い部分を全員で突き詰めて考えましたし、「面白かったからまた別のリアル脱出ゲームにも参加してみたい」と思ってもらえるコンテンツになったという自信があります。

今回、関わっているスタッフのみなさんが『ウマ娘』とリアル脱出ゲームを完全に融合させよう、面白いものを届けようという想いを強く持っていたと思っています。僕がそれを感じたのは、最後にSCRAPさんから「クレジットをなくしましょう」とご提案いただいたときです。普通、ホール型の公演では、最後にエンドロールがあってクレジットが出てくるものなんですが、「今回は邪魔になるからやめましょう」という話をSCRAPさんからしていただけて。本当に最後の最後までみなさんが良いものを作ることに向き合ってくださった公演なので、ぜひそれを一人でも多くのお客さまに体感していただいて、『ウマ娘』も「リアル脱出ゲーム」も好きになってほしいです。


以上、サイゲームス・SCRAPの担当者によるインタビューでした。

関係者の熱い想いがこもった公演「勝利できないレースからの脱出」は、東京、愛知、大阪と場所を移して開催されます。ぜひご体験ください!

【公演タイトル】
リアル脱出ゲーム×ウマ娘 プリティーダービー『勝利できないレースからの脱出』
【東京公演】
開催期間:2023年9月7日(木)~2023年12月3日(日)
開催場所:東京ミステリーサーカス ヒミツキチラボ (小ホール)
【愛知公演】
開催期間:2023年12月7日(木)~2024年1月8日(月)
開催場所:リアル脱出ゲーム名古屋店
【大阪公演】
開催期間:2024年2月1日(木)~2024年4月7日(日)
開催場所:リアル脱出ゲーム大阪心斎橋店
【公式サイト】
https://realdgame.jp/umamusume/

チケットのお求めはこちらから!

さらに、特典付きチケット「キミと解きたい! 目指せ脱出セット」をご購入の方には、デフォルメキャラクターがかわいい「マフラータオル」とオリジナルストーリーのおまけ謎が付いてきます。それぞれこの特典でしか手に入らないグッズですので、チェックしてみてください!

▲特典付きチケットには、マフラータオルとおまけ謎が付いてきます

※「キミと解きたい! 目指せ脱出セット」単体での販売はございません
※特典付きチケットは当日チケットでの販売はございません。ご注意ください

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©SCRAP

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