サイゲームスの部活動! Vol.3〜写真部〜

最高のコンテンツを生み出すために、サイゲームスには、まずは自分自身がさまざまなことを全力で楽しむ文化が広まっています。その楽しむ文化の1つとして「部活動」が盛んに行われており、社内には多くの部活動が存在します。

スタッフ同士が親睦や交流を深め、作り手自身が幅広いエンターテインメントを体感・研究するために行われている部活動。
今回の記事では、部活動紹介シリーズ第3弾として「写真部」の活動の様子をお届けします!

コミュニケーションツールとして役立つ
写真の魅力とは?

カメラ付き携帯電話やスマートフォンの普及により、カメラが身近なものになり、いつでも、どこでも、手軽に写真を撮れるようになって久しいですね。誰でもある程度のクオリティーの写真を撮影できることが当たり前の時代となりましたが、そこからさらに自分の腕を磨いたり、知識を深めたりして、趣味の作品として写真を楽しむ人もたくさんいます。

「最高のコンテンツを作る会社」を目指すサイゲームスにも写真好きなスタッフがおり、写真部として定期的に活動しています。今回は写真部の部長に、活動内容や写真の魅力について話を聞きました。

普段のお仕事を教えてください!

サーバーサイドエンジニアとして主に、運用中のゲーム内の機能の実装や、ゲームに連動するWebサービスのサーバー側の実装を行っています。

写真部の活動内容を教えてください!

定時後に部員みんなで集まって活動しています。社内の広い会議室をスタジオ代わりにして人物撮影をしたり、外へ出て風景写真を撮りに行ったりしています。

部員にはどんな人がいますか?

幅広い職種の人が所属しています。デザイナーといったクリエイティブ系のスタッフばかりではなく、エンジニアやバックオフィスのスタッフもいます。

写真の一番の魅力はなんでしょうか?

写真はコミュニケーションツールとして役立つところが魅力と言えます。
写真を人に見てもらったり、人に使ってもらったりすることで、自分だけで完結せず、みんなと交流できるところが良いと思います。私自身、本格的に写真を撮るようになってから、交友関係が広がりました。話題のスポットを探して撮りに行くことも多いので、流行りの場所に関して詳しくなりました。
また、モデルさんとのコミュニケーションの取り方や公共の場所での撮影マナーといった撮影技術以外についての学びも多く、そこも魅力の1つです。

なるほど!どんなときに写真の楽しさを感じますか?

最初に写真を楽しいと感じる体験は、カメラのシャッターを切り「その瞬間を残せる」ことではないでしょうか。写真は絵を描くほどの手順を踏まず、パシャリ!と撮ったもので自己表現ができるメディアだと思っています。雑でもその瞬間を写真に収めてみると、普通では見られない景色が見え、たくさんの気付きが得られます。
それに、作品としての完成度を上げるために、写真を編集したり、加工したりするのも好きですね。「自分が見たい現実を作る」ことができるのも、写真の楽しみの1つです。

▲「渋谷スクランブルスクエア」の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」からの眺望。RAW現像により、渋谷の夜景の魅力を際立たせました
▲眼下に広がる美しい夜景。長時間露光で撮影しました

「作品」と呼べるような本格的な写真を撮るには、いろんな知識が必要なのでは?

そうですね。自分の作品としてこだわりたいのであれば、構図やライティングなどの基礎知識を学ばなければいけません。カメラそのものはもちろん、多少メカニックな撮影機材もありますから、そういった知識も必要です。
写真のクオリティーアップのためには、たくさん勉強し、実践していかなければならないハードさがありますが、写真の知識がゲームのCGやイラスト制作など、他の分野に活かせるときもあるんです。楽しみながら知らず知らずのうちにいろんなセンスが磨かれていることに気付いたとき、写真の奥深さをあらためて実感します!

「ゆるいとき」と「本気のとき」の違いが面白い
活動中の様子

どんなジャンルの写真を撮影するのでしょうか?

人物、風景、物など、なんでも撮ります。

どんなカメラを使うのでしょうか?

各自が、好みのメーカーのボディやレンズを使って撮影しています。
写真部の共有の機材はデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラを中心に揃えており、望遠レンズや三脚も部員みんなで譲り合って使っています。

▲プロが使うようなハイスペック機材で、本格的な撮影を行う場合もあります

活動中はどのような雰囲気ですか?

個人が自由に動いて撮影することもあれば、みんなで和気あいあいと撮影したり、写真を見せ合ったりすることもあります。写真を撮るのが好きな人ばかりで、部署や年齢の壁はなく、みんなフランクに接しています。
いつも和やかな雰囲気ですが、一度「ここで撮ろう!」「これを撮ろう!」とみんなで決めたら、そのときはガラッと真面目な雰囲気に変わりますね。ゆるく撮影しているときと本気で撮影しているときの雰囲気の違いが面白い部活です。

外へ出るときにはどのようなところで撮影するのでしょうか?

作品には季節感が出せるように意識しているので、例えば2019年の冬はイルミネーションや夜景をテーマに撮影しました。

▲「青の洞窟 SHIBUYA」にて撮影。冬の澄んだ空気の中で輝くイルミネーションを、より幻想的に表現してみたとのこと
▲撮影に没頭する部員たち

社内での撮影に協力することもあり、実はこのオウンドメディア「サイマガ」の「今月の受付」記事に掲載する写真を撮影していたのは、私たち写真部でした(笑)。
「今月の受付」シリーズは12月で最終回になりましたが、今後も何か機会があればサイマガ内で写真部の写真が載っていることがあるかもしれません……!

▲7月のテーマ「涼花」
▲10月のテーマ「ハロウィンパーティーの支度」
▲12月のテーマ「Eternal Christmas」

楽しく、仲良く、共有を恐れない
写真部が大事にしていること

「写真部で良かった!」と思うことはなんですか?

さまざまな職種のスタッフがいて、写真を通して職種・部署を超えた交流ができるところが良いです。好きなことを語り合える仲間が社内にいるのはうれしいですね。
あと、撮影しているときは、お互いの知識や技術を共有できるので、撮影が早く上達できることも魅力だと思います。写真を撮った後は成果物をみんなでシェアし、さまざまな視点から意見をもらえるのも楽しいですね。

▲社内にプロのカメラマンが在籍しているので、プロの技術を間近で体感できます

作品をより良くするためのアイディアを共有できるんですね。

自分の持っている良いところを引き出してもらえますので、みんなで活動するのはとても有意義だと思います。それに普段は1人では行かない場所に、撮影という共通の目的でみんなが集まって出かけられるところも良いです。

行動範囲が広がりますね!具体的に、写真部の活動が業務に役立ったことを教えてください。

コミュニケーションや仕事の進め方の質が上がったと思います。
人物撮影をするときには、モデルさんと対話し、良い関係を築かなければなりません。それに、風景を撮影するときには、撮影エリアや時間が限られている場合が多く、事前に現場について調べたり、スケジュールをしっかり組んだりしておかないといけません。撮影当日の天気予報や交通状況の確認なども必要です。
他には、「趣味で写真を撮っていたら、ゲームの3DCG制作でもライティングのクオリティーが上がった!」「イラスト制作でのリアリティーが増した!」なんてこともありました。
とくにクリエイティブ系の人は、写真を趣味にするととっても楽しいと思いますよ!

写真部が大事にしていることを教えてください。

シンプルですが細かいことは気にせず、まずは「撮影そのものを楽しむ」です。それに、せっかくみんなで集まっていますから、仲良く楽しく、マナーを守って撮影することを、部員全員が常に心掛けています。
自分の作品をシェアする、質問されたらなんでも教え合うなど、「共有を恐れない」のも大事にしています。これも、写真部の文化として根付かせていきたいですね。

チームみんなで楽しむことを大事にしているのですね。ありがとうございました!


写真部の活動中の現場は部員同士が仲の良い雰囲気があり、部員たちの「撮る能力だけでなく、見る能力も鍛える」姿勢が感じられました!

今後もさまざまな部活動を紹介していきます!
どうぞお楽しみに。