サイゲームスの部活動!Vol.6〜さがでば登山部〜

最高のコンテンツを生み出すために、サイゲームスには、まずは自分自身がさまざまなことを全力で楽しむ文化が広まっています。その楽しむ文化の1つとして「部活動」が盛んに行われており、社内には多くの部活動が存在します。

スタッフ同士が親睦や交流を深め、作り手自身が幅広いエンターテインメントを体感・研究するために行われている部活動。今回の記事では、部活動紹介シリーズ第6弾として、チームで山々の攻略に挑む「さがでば登山部」についてお届けします!

精神力も体力も鍛えられる!
登山で味わえるさまざまな醍醐味とは

部活名に含まれている「さがでば」とは、サイゲームスのデバッグ部門の1つ「Cygames 佐賀デバッグセンター」の略称です。「デバッグ」とは、ゲームの不具合(バグ)を発見し、動作が正常に行うよう修正を行う作業のことです。サイゲームスでは、ゲームが仕様通りの動きをしているかだけでなく、求めるクオリティー・面白さの基準に達しているかの確認も「デバッグ」の一環として行われていて、そうした作業を行う人を「デバッガー」と言います。「Cygames 佐賀デバッグセンター」は、名前の通りデバッグに特化した拠点で、バックオフィス以外の全スタッフがデバッガーです。デバッガーは、日々ゲームのクオリティーと信頼性の向上に努めており、サイゲームスのゲームの品質を守る重要な役割を担っています。そんなデバッガーだけで構成された「さがでば登山部」では、登頂時の達成感を得るためにさまざまな山にチームで挑み続けているとのこと。今回も部長へのインタビューを通して、部活動の様子を登山の魅力とともにご紹介いたします!

「富士山」への憧れから始まり、
達成感と非日常感に魅せられた部員たち

部活動発足何年目でしょうか?発足の経緯も教えてください!

2018年の春頃発足したので、今春で3年目に突入します。経緯としては、スタッフ同士で懇親会をしていた際、「いつかは富士山に登ってみたい!」という話題が出たことがきっかけです。最初は部活としてではなく、その懇親会に参加していたスタッフのみで登山を行っていたのですが、そこで経験した、登頂時の「達成感」と山の中で感じた「非日常感」が非常に良い気分転換となり、一気に惹かれてしまいました。そこで、「Cygames 佐賀デバッグセンター」内で部員を募集し「さがでば登山部」の設立に至りました。

さがでば登山部の活動内容を教えてください!

月に1回、佐賀県を中心に九州の山々に登っています!一人で登山するのは大変ですが、部活動としてチーム一人ひとりがそれぞれ役割を持って行動しています。例えば、先頭でルートを確認する人、ロープや救急箱を持つ人、先頭と最後尾が離れすぎないよう全体のペース配分を考える人、などお互いに協力しながら登山を行っています。

部内はどんな雰囲気ですか?

笑顔が絶えない、明るい部だと思います!また、アウトドアの部活動ということもあり、部員もアクティブな人が多いので、道中にある川で遊んだり下山後BBQをしたり、登山以外のアウトドアも全力で一緒に楽しんでいます。

何をきっかけに始める人が多いですか?

周りに誘われて始める方が多い印象です。最近は、「登山」をテーマにした漫画やアニメがあるので、それらに影響を受けて始めてみた、という話もチラホラ聞きます。

そうなんですね。確かに昔より、登山を身近に感じられる機会は増えたように感じます!部活動は経験者でなくても、ついていけるのでしょうか……? 

初心者でも大丈夫です!実は、部員の中で登山経験者はほとんどおらず、大半が初心者からスタートをしています。子どもでも登れるような山もたくさんあるので、最初はその辺りから登山を始めていくと、気付いた頃には1000m級以上の山に登れるようになっていると思います。また、登山のための体力づくりとして、ジム通いやサイクリングを自主的に始めた人もいます。

万全の準備をし、季節の山々を攻略!
諦めずに成し遂げることで見える景色

登る山はどのように選んでいますか?

基本的には季節にあわせて山を選んでいます。登る季節によって見られる景色が変わってくるので、夏場は「海の近くの山」、秋は「紅葉が綺麗な山」などその季節を満喫できるような山に登るようにしています。また個人的には、ドライブ中に遭遇した山を見て「この山登ってみたい!」と思ったりもします。

部内で、何かこだわりや工夫されていることがあれば、教えてください!

やはり、登山は危険と隣り合わせなので、安全面に関しては万全を期すように心掛けています。登山ルートの選定もその日の気候に応じて変更を行い、エマージェンシーシートなど非常時に備えた装備も充実させています。また、熱中症や高山病のリスクを避けるため、こまめな水分補給と休憩を行い、体調不良者が出た場合は中止の判断を下す場合もあります。

安全面もチーム内で連携して徹底していると、参加者も安心ですね。部長が思う、登山の魅力って何だと思いますか?

自然に触れられるところだと思っています。日常生活の中で、自然に触れられる機会そのものが少なくなってきたと感じており、そんな中で山に行くと、澄みきったきれいな川や巨大な木々など非日常な大自然を体感できます。また、山頂からは県外の山や遠くの海まで見渡すことができるので、つい長居してしまいたくなりますね。

さがでば登山部をやっていて、良かったことは何ですか?

第一に、運動不足を解消できたことですね(笑)職種柄、身体を動かす機会が少なく運動不足になりやすいので、毎月登山を行うことで定期的な運動を行えることが良かったと思っています。数を重ねると体力もついてくるので、以前に比べると体調を崩すことが減ったような気がしています。また、さまざまな地域に足を運ぶことになるため、その地域ならではの街並みや食事など、普段触れることのない文化を知りインプットすることができます。

部活動で得たことが仕事に活きたエピソードはありますか?

私自身は登山を始めたことにより、「不屈の精神」が鍛えられたと感じています。正直、登山は非常に体力を使うので途中で投げ出したくなることもあるのですが、そこで諦めてしまっては、登頂時の達成感を味わうことはできません。これは仕事における考え方にも共通していて、最後まで諦めず全力で取り組むことで、ようやく見える景色があると思っています。こういったマインド面において、とても学ぶところがありますね。

部活動を続けていく秘訣は何でしょうか?

常に上を目指していくことです。部活動の現状の目標としては、「富士山登頂」を掲げていますが、世界には富士山よりも標高の高い最高の山がたくさんあります。「最高のコンテンツ」を目指すサイゲームスですので、さらに上を目指して突き進むことがモチベーションとなっています!

日本にとどまらず、世界の山々にも目を向けているとは……!山は世界中にたくさん存在しているので、攻略していくのはやりがいがありそうですね!


編集部員の私も学生時代の行事で登山をした経験があり、山頂には、登っている最中の苦労を忘れてしまうほどの、異世界のような神秘的な雪景色が広がっていて、困難ながらも楽しかった記憶が強く残っています。部活動で、登頂時の達成感や非日常的な風景を仲間と共有できるのは、きっと特別な思い出になりそうな気がしますね!

今後もさまざまな部活動を紹介していきます!
どうぞお楽しみに!