面白いゲームを作るために「みんなでたくさんゲームをやる」部屋 プレイルーム【サイゲームスの働く環境 Vol.4】
良いコンテンツは良い仕事環境から生まれる。そんな想いから、サイゲームスではスタッフが気持ち良く働けるように環境の整備を進めています。
サイゲームスは、ビジョン「最高のコンテンツを作る会社」を掲げ、スタッフたちがインプットしやすい環境・仕組みづくりに注力しています。サイゲームスの働く環境Vol.4では、全スタッフがたくさんのゲームに触れられる場所「プレイルーム」設立の経緯と目的、そして設備内容についてご紹介します。
すべては面白いゲームを作るため
設立の経緯
プレイルームは、より良い開発環境を作るために社内で発足された「開発推進委員会」の活動の一環で設立されました。2019年4月の委員会発足当初、プランナーセクション(当時の名称)に対し「プランナーが何を求めているか」を調査し、複数出たアイディアの中から最も賛同を得られたのが「プレイルームを作ってほしい」というアイディアだったのです。委員長である専務取締役・木村唯人がすぐに賛同し開設することとなり、リクエストの声が上がってからからおよそ1年で完成。コロナ禍で延期となっていましたが、ついに2023年3月にオープンしました。
発案者はいちプランナー
設立の目的
プレイルームの発案者はいちプランナーで、当初の開設の目的は3つありました。
1. スタッフ同士の交流の活性化する
サイゲームスでは、「最高のコンテンツは1人で作るのではなく、みんなで力を合わせて作るもの」という考えから、ミッションステートメントに「常に「チーム・サイゲームス」の意識を忘れない」を掲げています。
チームワークを高めるためにはスタッフの人柄や個性を理解する必要がありますが、普段の業務や雑談の中で把握できる面は限定的です。そこで、サイゲームスのスタッフは全員ゲーム好きなので、プレイルームのような場所があれば自然と会話も増え、交流の活性化に繋がるのではと考えたそうです。
2. 若手の学びの機会を増やす
発案プランナーがサイゲームスに合流して間もない頃、ゲームづくりのコツや勘所がわからず苦労していたそうです。そんな折、ゲームをプレイしている最中での、先輩プランナーとの何気ない会話が、普段の業務の考え方やものの捉え方を培う上で非常に勉強になったとのこと。日々の業務に必要な知識や技術の習得はもちろん大事ですが、先輩と一緒にゲームプレイしてこそ得られる学びも間違いなくあると感じ、若手のためにこのような場を設けたいと考えたそうです。
3. 幅広いインプットができる環境を作る
不得意なジャンルのゲームはどうしてもプレイの優先度が下がりがちです。しかし、そのようなゲームもインプットするとゲーム制作のアイディアとして活かせるので、会社として幅広いインプットをサポートする仕組みを作りたいと考えたそうです。これら三つの目的は、ミッションステートメント「みんなでたくさんゲームをやる」や、サイゲームスの行動規範「THE PROJECT」の一つである「よいアイディアは圧倒的なインプットから生まれる」とも方向性が合致しています。晴れてアイディアは採用され、プレイルーム設立が決定しました。
プレイルームには何がある?
設備内容
プレイルームにはハイエンドゲーミングPC5台と5台のTVモニター、各TVの下にPlayStation®4、PlayStation®5、Nintendo Switch、一部にVRヘッドセットを用意しています。
プレイできるゲームは弊社コンシューマー向けタイトル『グランブルーファンタジー ヴァーサス』に加え、不朽の名作から最新作品まで様々。購入するゲームタイトルはスタッフのリクエスト制で、私物のゲームソフト・ゲームハード・アナログゲームの持ち込みも可能です。
プレイルームをオープンしてからは、コンソールゲームの対戦会を開催したり、好きなゲームを持ち寄ってプレイヤーを募ったり、ボードゲームなどのアナログゲームを持ち寄ってプレイしたりと様々な用途で使用されているようです。
プレイルームの隣は執務室なので、仕事をしているスタッフの邪魔にならないよう室内は防音仕様です。家具や内装はコーポレートカラーである黒を中心に、ウッド調の床や机、植物を置いて、温かみのある空間を目指しています。
小物にも工夫が凝らされています。ゲームをする部屋なので、体に負担を掛けずリラックスできる家具を揃え、スマートフォンの充電環境も充実しています。
以上、プレイルームのご紹介でした。
日々進化する「ゲーム」の圧倒的インプットを重ねて生み出される「最高のコンテンツ」に、これからもどうぞご期待ください!