オンライン配信も最高のコンテンツに CEDEC・CTOセミナー配信の舞台裏に潜入!

昨今の外部講演やセミナーなどリアルな場に人を集めるイベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン配信が多くなっています。9月に行われたゲーム開発者が集う国内最大級のカンファレンス「CEDEC(Computer Entertainment Developers Conference)2020」も、今年は全編オンラインでの実施となり、サイゲームスでは自社のスタジオを使って6つの講演を収録しました。

私たちは「最高のコンテンツを作る会社」をビジョンに掲げています。今回の記事ではオンラインの講演やウェビナーも「最高のコンテンツ」にすることを目指した講演者やスタッフたちの舞台裏をご紹介します。

新スタジオで収録
事前収録の様子

CEDECの講演がオンライン配信化したことを受け、最高の講演をお届けするため、東京オフィスに新たに作られたスタジオで自社の講演を収録しました。(新スタジオの紹介記事はこちら

サウンドスタジオを活用した理由には、「音声」のクオリティーだけでなく「画面」のクオリティーも高める狙いがありました。講演ごとのイメージに合ったスタジオで撮影し、ライティングも行いながらTV番組さながらの画作りを目指しました。

▲それぞれテイストが異なるスタジオで映像を収録。講演内容は左下の収録ブースでよりクリアな音声を収録しました

冒頭のあいさつを動画で撮影した後、講演は収録ブースで音声を録音。講演者の声を隣のスタジオで即座に確認・編集しながら、「最初とトーンを合わせてください」「もう少しゆっくり話しましょう」といったディレクションのもと進行しました。

▲より良い表現になるように毎テイク確認していきます。スタジオ収録では動画も音声もとり直しができるので、講演者・スタッフともども納得のいくまで調整が続きました
▲収録ブースでプレゼンする講演者
▲収録ブースの隣で音声を確認・編集するスタッフ

CTOセミナーもオンラインで実施
こだわりの配信部屋も

外部講演の他、これまで社内で実施していた各種採用セミナーもウェビナー形式に切り替えて実施しています。

オンラインセミナーは会議室から配信することもありますが、配信用に一から作った部屋もあります。こちらの部屋は元々、CTOの芦原栄登士が、カメラ・マイク・照明などの機材を自前で揃えたこだわりのオンライン配信室です。(現在は会社で用意した機材を利用しています。)

▲エンジニアのセミナーを配信するスタジオ

芦原に配信部屋を作った経緯を聞くと「面白そうだったから。」というシンプルな答えが返ってきましたが、「面白そうだからやってみる」というのを突き詰めたこの配信室は、セミナーに参加した方からも「すごい」「こんなに面白いことができる会社なんだ」との声をいただくことも多く、好評です。
ちなみに、芦原は何事も突き詰めるタイプなので機材の品質にもこだわったそうなのですが、「マイク性能が高すぎると周囲のノイズも拾ってしまい、音の反響や防音性も考慮しないといけなかったので、もうちょっと一般的なマイクで良かったですね…」とのこと。

ゲーム開発をする上でも、遊び心や細かいところにまで技を凝らすことが重要になります。そうした仕事にも遊びにも全力を注ぐ、サイゲームスらしいマインドを感じてもらえればと思います。


以上、外部に向けて「最高の発表」を目指したオンライン配信での取り組みを紹介しました。

サイゲームスでは、引き続きオンラインでエンジニア採用セミナーを実施します。次回は11月25日開催です。みなさまのご参加をお待ちしております。

エンジニア採用セミナー