【社内勉強会「CyStudy」リポート!】個人のスキル&チーム力向上を目指すための共有の場
「最高のコンテンツ」は、最高のチームで作る。チーム・サイゲームスの考えのもと、サイゲームスでは部署やプロジェクトを横断して、知見やノウハウを共有する場や機会を用意しています。
今回は、社内勉強会「CyStudy(サイスタディ)」についてご紹介します!
社内の知見やノウハウを共有する場を作る
「CyStudy」が始まったわけ
1つのチームにのみ所属して開発していると、他のプロジェクトでやっていることが気になったり「これが正しいのか」「一般的にはどうなのか」など色々と疑問が出てきたりします。CyStudyは、そんなスタッフたちの疑問や問題を解消すべく、社内に溜まっている知見やノウハウを共有するために開催されるようになりました。
CyStudyで発表される講演は、下記3つの基準で選出されます。
- 社外カンファレンスで発表されるものには選ばれなかったが、社内に広めたい内容
- 秘匿性が高く社外に知見・ノウハウが出せない内容
- 技術面以外の有益な知見
みんなで学び、共有することはサイゲームスの行動指針にも掲げられている「常に「チーム・サイゲームス」の意識を忘れない」というマインドにもマッチしています。
第2回となる今回も、全社的な開発力の向上を目指して、さまざまなプロジェクトの知見やノウハウが共有されました。
開発に携わるスタッフだけじゃない!
バックオフィス系のスタッフも登壇
CyStudyは開発に携わるセクションだけでなく、さまざまなセクションの知見を共有する講演会にしたい、という想いから生まれています。このため、どの部署の人も登壇や聴講ができます。
開催日の約2か月前から社内公募が開始され、講演内容をCyStudy実行委員会が選出。講演スケジュールが事前に告知され、参加希望者が事前に予約する方式です。応募者多数の講演は、抽選になるケースも!
講演会は大きく分けてプランニング、エンジニア、サウンド、ビジュアルアーツ、プロダクションの5つのカテゴリー、27のテーマで開催されました。
第2回CyStudyの中でもユニークな講演として挙げられるのが、CyStudy初となったバックオフィスに関する講演「総務よもやま話」。サイゲームスの成長とともに、オフィスの移転・拡張・整理などの歴史が語られました。
インプット・アウトプットし合うことで、
チームとして、組織としての開発力を向上させる
勉強会を開催するにあたり、サイゲームスの開発推進室を中心としたCyStudy実行委員会が立ち上がりました。実行委員には、エンジニア、デザイナー、プランナー、サウンドといったセクションのマネージャーが参加しています。CEDECやGDCなどの社外講演会には、エンジニアが出るものというイメージがあるかもしれませんが、CyStudyはエンジニアだけでなく、多様なセクションから講演者を募ります。そのため、講演内容のバランスを決定したり、講演者のサポートをしたりできるように、さまざまなセクションのメンバーが集められた実行委員会体制が組まれています。
またCyStudyでは、外部での講演経験のないスタッフに登壇してもらいたい、あまり外に出せないプロジェクトの事例などを発表してもらいたい、という目的もあります
中には、人前で講演するのが初めてというスタッフもいるため、資料の作り方から講演の仕方までを実行委員会のメンバーがサポートします。実行委員会としては「1度も講演したことがない人こそ、CyStudyで講演してほしいと思っています」とのこと。
手厚いサポートがあることで、スタッフも「講演してみよう!」とチャレンジしやすい雰囲気があり、先日開催された第2回の勉強会は募集講演数を大幅に上回る約60件という多数の応募がありました。
ちなみに、実行委員会としては、CyStudyを毎年恒例の文化祭のように盛り上げたいということで、参加の記念に、思い出として形に残るものを用意しています。
「世界に1つだけの自分の名前が入ったトロフィー」は講演してくれたスタッフに喜んでほしい、参加へのモチベーションの1つになれば……という思いを込めて制作されました。
27の講演を開催した第2回CyStudy。
CyStudyは、スタッフの疑問や問題解決の道しるべになれる最高の場を目指して、実行委員会メンバーをはじめ、スタッフみんなで作り上げています。
サイゲームスでは今後も、スタッフ一同が日々、知見やノウハウを蓄積・共有することを通じて、みなさまに「最高のコンテンツ」をお届けできるよう、精進していきます!