【イベントリポート】「パリ大賞典」冠レース〈CYGAMES GRAND PRIX DE PARIS〉の様子と担当者インタビューをお届け!

2025年6月16日、サイゲームスはフランス・中央競馬の統括機関であるフランスギャロ(France Galop)とパートナーシップ契約を締結。7月13日にフランス・パリで行われた「GRAND PRIX DE PARIS(以下、パリ大賞典)」のメインスポンサーに就任し、サイゲームスの冠レース「CYGAMES GRAND PRIX DE PARIS」として開催しました。
本記事では、イベントリポートとして会場の雰囲気やレース結果などを振り返るとともに、担当スタッフにインタビューした協賛の経緯や感想などを紹介します!

150年以上の歴史を誇る
フランスの伝統的なGⅠレース「パリ大賞典」

パリ大賞典は1863年から続くフランスの国際競走です。パリロンシャン競馬場の距離約2400メートル(12ハロン)のコースで行われる芝のGⅠレースで、毎年欧州トップクラスの3歳牡馬・牝馬が集結します。また、レース終了後には音楽やエンターテインメントのイベント「ガーデンパーティー」が開催されることでも有名で、2024年はフランス国内外から約1.8万人が来場する欧州でも注目度の高い権威あるレースの一つです。

サイゲームスは、メインスポンサーとしての協賛に伴い、パリ大賞典をサイゲームスの冠レース「CYGAMES GRAND PRIX DE PARIS」として開催。レース当日はパリ大賞典の他、「HANDICAP DE LA FETE NATIONALE」と「PRIX DE MALLERET」の二つのレースも冠レースとして開催しました。
なお、フランスギャロが日本企業とパートナーシップを締結したのは今回が初めてとなります。

三つの冠レースはいずれも接戦!
レース結果をダイジェストでお届け

7月13日のイベント当日、パリロンシャン競馬場では八つのレースが開催され、そのうち三つがサイゲームスの冠レースとして行われました。
三つの冠レースのうち最初に行われたのが、「HANDICAP DE LA FETE NATIONALE」(ハンデキャップ、芝2000メートル、4歳以上牡馬・牝馬)です。13頭が出走し、静かな駆け引きの中で一瞬の隙を突いたGanass(フランス)が抜け出し、見事優勝を果たしました!

▲優勝馬・Ganass(写真手前) ※レース映像

冠レースの二つ目として行われたのが、「PRIX DE MALLERET」(GⅡ、芝2400メートル、3歳牝馬)。少頭数5頭立てで開催されたこのレースは接戦となり、先行策を貫いたQilin Queen(アイルランド)が優勝しました!

最後に行われた冠レースは、この日のハイライトともいえる「CYGAMES GRAND PRIX DE PARIS」(GⅠ、芝2400メートル、3歳牡馬・牝馬)でした。6頭が出走し、レース中盤から見事な追い上げを見せたLeffard(フランス)が、Trinity College(アイルランド)を僅差で追い抜いて優勝!迫力あるレース展開に、パリロンシャン競馬場では大歓声が沸き上がりました。

▲優勝馬・Leffard(写真手前) ※レース映像

夜は音楽イベント会場に!
「ガーデンパーティー」の様子

イベント同日の夜には雰囲気が一変。パリロンシャン競馬場では、毎年恒例の「ガーデンパーティー」が開催されました。音楽イベントでは、フランス出身の人気エレクトロデュオ・Trinixをはじめ、数々の有名アーティストが圧巻のパフォーマンスを披露。会場は大いに盛り上がりました!

▲ガーデンパーティーの様子。世界で最も美しい競馬場と称されるパリロンシャン競馬場は、昼は競馬、夜は音楽イベントの会場として、多くの人々を魅了し熱狂させた

競馬や音楽といった多彩なエンターテインメントが同じ場所でそれぞれ楽しめる、活気にあふれた一日となりました。

欧州の権威あるレースに協賛
担当者インタビュー

今回の協賛を担当したスタッフに、協賛の経緯や感想などをインタビューしました。

パリ大賞典に協賛した経緯や背景について教えてください。

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サイゲームススタッフ
フランスギャロ様からスポンサーシップの機会をいただいたことから、パートナーシップ契約の締結、ならびに「パリ大賞典」への協賛を決定しました。
私たちはこれまで、競馬をテーマにしたコンテンツを提供する企業として、競馬文化の魅力、ならびに弊社を多くの方々に知っていただくための取り組みを続けてまいりました。最近では、アメリカの「ブリーダーズカップ」や「ケンタッキーダービー」への協賛を通じて活動を展開しています。今回も競馬という素晴らしい文化に敬意を表すとともに、フランスをはじめとするヨーロッパ地域にて、競馬文化の魅力を広げる一助となることを目指しました。
▲優勝馬・Leffard
▲フランスギャロ社長・Guillaume de Saint-Seine氏。自身のスマホにインストールしている英語版『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』とサイゲームスのマスコットキャラクター・むーくんとの撮影に快く応じてくださった

イベントを振り返っての感想を聞かせてください。

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サイゲームススタッフ
日本人にもなじみのある「パリロンシャン競馬場」で開催されるレースのメインスポンサーに就任できたことは本当に驚きでしたし、うれしい出来事でした。今回の取り組みは、日本だけでなく世界中の競馬ファンに驚きやワクワクを届けられたのではないかと思います。
▲パリ西部・ブローニュの森にあるパリロンシャン競馬場は、緑豊かな環境と優美で機能的な建築が融合し「世界で最も美しい競馬場」と称されている

現地で実施された取り組みについて教えてください。

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サイゲームススタッフ
当日は「サイゲームス」という会社自体を多くの方に知っていただけるような取り組みを実施しました。Cygames Europeのスタッフと協力して、現地のメディアやインフルエンサーを招待して会社やコンテンツについて説明し、理解を深めていただくためのメディア向け説明会を行いました。ゲームを制作する会社であることはもちろん、競馬文化・現地文化を尊重し、応援する想いをお伝えできたかと思います。
▲関係者・来場者のみなさんにお配りしたレースプログラム

関係者のみなさんや現地のお客さまの反応はいかがでしたか?

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サイゲームススタッフ
日本企業として初めてメインスポンサーを務めたことに対して、非常にポジティブな反響をいただきました。また、英語版『ウマ娘』の世界的なヒットを受けて、海外のメディア関係者の方々からご質問いただく場面が増えました。
▲メインスタンド。年齢や性別を問わず様々なお客さまが観戦している

今後の展望を教えてください。

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サイゲームススタッフ
今回のスポンサーシップを通じて築いたご縁を大切にしながら、今後もグローバルに「最高のコンテンツ」を届けるべく挑戦を続けていきます!多くの方々に喜んでいただけるよう尽力しますので、今後の展開にもご期待いただけると幸いです。

以上、パリ大賞典のイベントリポートをお届けしました。
サイゲームスは、今後も世界各地のイベント協賛やコンテンツの多言語対応など、あらゆる取り組みを通じて「最高のコンテンツ」を世界中のみなさんへお届けするためのチャレンジを続けてまいります。
今後もサイゲームスにご期待ください!

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