【インターンシップ2019リポート】ゲーム開発を体験!学生向けエンジニアコース振り返り
サイゲームスは「最高のコンテンツを作る会社」をビジョンに掲げる会社です。スタッフたちは「いかにユーザーのみなさんに楽しんでもらえるものを作るか」を考え、日々業務に取り組んでいます。
そんなサイゲームス本社オフィスで2019年の夏、サマーインターンシップを開催しました。エンジニア、デザイナー、プランナーの3コースに分けて開催したこのインターンシップ。今回はエンジニアコースの模様をお届けします!
「最高のコンテンツ」を開発する5日間
今回エンジニアコースのインターンシップでは、学生のみなさんに5日間という限られた期間の中で、ゲームエンジンの「Unity」を使用したゲーム開発に取り組んでいただきました。前半は個人でプログラミングの課題に、後半はチームでゲーム開発にチャレンジするという内容でした。
最終日には成果発表会があり、サイゲームスの役員がプロ目線で学生のみなさんへフィードバックやアドバイスをしました。
インターンシップ1日目
ここからは、インターンシッププログラムの一部をご紹介します。
■会社紹介
サイゲームスという会社に興味を持ち、インターンシップにご参加いただいた学生のみなさんに向けて、まずはサイゲームスのこれまでの歩みや今後の展開、会社組織、社内の様子をお伝えしました。
■社内見学
実際にスタッフたちが働くフロアをご案内する社内ツアーを行いました。執務エリアや休憩スペースなどを見学いただきながら、各職種に合わせた環境づくりへの想いやこだわりについてお伝えしました。学生のみなさんにとって、サイゲームスの働く環境や実際に働くスタッフの姿を見ることは新鮮に感じられたようです。
■スタッフ座談会
1日目の最後は、新卒入社した若手の社員たちと学生のみなさんが、ざっくばらんに話せる座談会。インターンシップの中でも人気、満足度ともに高いプログラムです。
「学生時代にやっておいた方がいいことは?」「プログラミングをいつから始めたのか?」といった学生時代の過ごし方から、「就活のときは、どんな業界を受けたのか?」「どうしてゲーム業界を希望したのか?」など就職活動中のことを中心に質問がありました。
また、入社後のイメージをつかんでいただけるよう、「配属についてはどのように決まったのか?」「1日のスケジュールは?」といった質問についてもお答えしました。
インターンシップ2日目
■個人プログラミングチャレンジ
2日目は、「Unity」を使用して個人でのプログラミングに挑戦していただきました。ゲームを実装していく課題として、簡単にクリアできるものから難易度の高いものまでさまざまなものが用意されており、課題をクリアするごとにステップアップを実感できる内容となっています。参加者のみなさんにも楽しく取り組んでもらえたようです。
インターンシップ3~5日目
■チーム開発
3日目からは、3~4名のチームを組んでゲーム開発に挑戦。仕様の追加は全チーム共通で、実際にサイゲームスがリリースしているゲームのソースコードを読み解き、新しいステージの実装や、新機能の追加に取り組んでいただきました。
お互いに助け合いながら、チームごとに役割分担を行い、開発を進めます。また、それぞれの得意分野や、仕様追加の難易度によっても進捗が変わるため、チームとして、どのような方針を取るのかを考えることも求められます。
コミュニケーションを取りながら実装を進めるチーム開発の楽しさと、進捗管理やデータ統合の難しさなど、チーム開発ならではの苦労の両方を体験しながら、実際のゲーム開発と同じような状況に向き合っていただきました。
学生のみなさんは「最高のコンテンツ」を目指して、最終日の成果発表会までに、個々に担当している実装をひとつにマージ(結合)し、ゲームを完成させていきます。中には、それぞれの実装においても不具合が発生したり、マージすること自体がうまくいかなかったりすることも。実際のゲーム開発現場でも起こりそうな、緊張感のある場面がインターンシップでも散見されました。開発の途中には、新卒社員も応援に駆けつけ、アドバイスをしていました。
■成果発表会
最終日となる5日目には、サイゲームス役員に向けて、チーム開発の成果発表を行なっていただきました。学生のみなさんは発表前に入念なリハーサルを行い、発表直前まで課題へ真剣に取り組んでいました。
発表本番では、各チームで開発したゲームをデモプレイしながら、開発者としてのこだわりを伝えていただきました。発表後は、実装内容への講評が行われるとともに、役員からチームメンバーに「ボタンの配置には、どのような意図があるのか」「世界観を統一するために、どんな工夫をしたのか」といったゲーム開発に関わる質問や「どのように役割分担をして進捗を確認していったのか」といったチームマネジメントに関する質問をしました。 中には、実装方法について「その発想はなかった!」と役員から驚きの声が出る場面も。
■ゲーム試遊会
成果発表会の後は、それぞれのチームが開発したゲームを全員でプレイしました。同じゲームを題材に扱いますが、正解が1つではなく、チームごとに実装が異なることもインターンシップを通じて実感していただきました。また、自身が作ったものを他の学生の方が楽しんでプレイしている姿を見て、「作り手としてのやりがい」も感じていただくことができたのではないでしょうか。
インターンシップ参加者の声
大盛況のうちに幕を閉じたエンジニアコース。5日間という限られた日数の中で、ゲーム開発の醍醐味やサイゲームスという会社についてなど、多くのことを知っていただけたようです。
ここで、学生のみなさんからの感想を一部ご紹介します。
また、インターンシップ最終日に行ったアンケートでは、9割の参加者の方々から「満足度90%以上」の評価をいただくことができました!
インターンシップ講師からのコメント
エンジニアコースでは、参加者のみなさんにゲーム開発の楽しさや難しさも含めて体験していただけるプログラムをご用意しています。
2019年のインターンシップには50名ほどの学生のみなさんにご参加いただきました。もともと「Unity」でゲーム開発をしてきた参加者の方もいれば、ゲームが大好きだけどプログラミングについては少し触れただけ、という方など、さまざまなバッググラウンドの方が集まりました。
インターンシップ期間中は、仕様書の把握、チームメンバーとの密なコミュニケーション、実装のマージなど、実際のゲーム開発で起こりうるさまざまな体験をしていただけたのではと思っています。そして最後には、「チームで作ったものを誰かに遊んでもらう」という喜びを感じられる機会を、学生のみなさんに提供できたのではないかと思います。
今後もインターンシップは定期的に開催していく予定ですので、たくさんの学生のみなさんとお会いできることを楽しみにしています!
今回はサマーインターンシップ2019 エンジニアコースの模様をお届けいたしました。今後、デザイナーコースやプランナーコースについてもご紹介していく予定ですので、お楽しみに!
現在、サイゲームスでは2022年度以降卒業予定の大学、大学院、専門学校生を対象にウィンターインターンシップエンジニアコースの参加者を募集しています。サイゲームスの社風や社内環境を知っていただくチャンスでもあります。サイゲームスに興味をお持ちの学生のみなさんにご参加いただけますと幸いです。
ぜひ特設サイトもご覧ください。