サイゲームスには、新卒・第二新卒のスタッフにキャリア形成及び生活全般のさまざまな悩み相談を行うメンターと業務上必要なスキルを教えるトレーナーが付くメンタートレーナー制度があります。その対象者に、それぞれのコンビで対談していただく連載企画「SJ対談」。
先輩(Senior)と後輩(Junior)、それぞれの立場から見た制度期間中の思い出や成長の軌跡などを話します。

第6回は、『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』のイラストチームのSJをお届けします。

トレーナーアカネ
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2013年にイラストレーターとして入社。『ナイツオブグローリー』のドラゴン関連イラストを担当。その後『グランブルーファンタジー』のイラストチームに合流。
2017年度新卒リサ
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学生アルバイトを経て、2017年デザイナー職として新卒入社。研修後、『グランブルーファンタジー』のイラストチームに合流。

「自分にない価値観を持っている人」
お互いの印象

リサ アカネさんの印象は「憧れのお姉さん」です。自分にはない価値観を持っていて、私が考える「こういったことをしたい」「ああいう風になりたい」を体現されている人です。

アカネ そう言われると照れますね(笑)。リサさんへの印象は「部活のかわいい後輩」です!合流当初から社会人としての言葉遣いや仕事への姿勢が完成されていたので、コミュニケーションを取る上で全く不安がありませんでした。週1回のトレーナー面談の際は、自主的に振り返りや反省をきちんとされていていつも感心していました。

リサ ありがとうございます!アカネさんにはデザインの監修以外に、メンタル面の相談もたくさんさせていただきました。特に合流から半年間は総会(※社内優秀者の表彰などが行われる全社集会)の準備と重なっており、通常のイラスト業務だけでなく他部署の方との連携といった今まで経験したことのないものが多く、とまどったり、上手くいかずにへこんだりする場面が何度もありました。そのたびにアカネさんが「一緒にお昼に行きましょう!」「カラオケに行きませんか?」と誘ってくださり、そのおかげで最後までやり遂げることができました。

アカネ それでいうと、リサさんのメンターの方と3人でカラオケに行ったときは面白かったですね。『グラブル』のキャラクターソング『三羽烏漢唄』を歌おうと思ってカラオケに入れたら、リサさんが内定者学生アルバイトのときに関わっていたPVが流れて……。

『三羽烏漢唄』PVより

リサ 思わずじっくり見入ってしまいました(笑)。自分が少しだけでも携わったPVが実際に配信されているところを見ることができて、とてもテンションが上がりました!あと、アカネさんの歌の上手さに感動しました。

アカネ いやいや、そんなに上手くないですよ……!
リサさんとは食べ物の好みや価値観が似ているので、一緒に過ごすのが本当に楽しかったです。お互いに波長も似ていて、同じ日に同じものを食べたくなるミラクルがよく起きていたのを覚えています。

リサ 「アカネさんを誘って、お昼にラーメンが食べたい」と思っていたら、アカネさんから「今日のランチはラーメンを食べに行きませんか?」とお誘いをもらうことが多々あって驚きました!またぜひお願いします。

アカネ こちらこそ、また一緒に食べに行きましょう!

「楽しくリフレッシュできた面談」
制度期間中の思い出

アカネ トレーナー面談では、振り返りはもちろん、雑談をする時間も大切にしていました。毎回最近観た映画やおすすめのゲームの話をするのは楽しかったです。

リサ 私もトレーナー面談の時間がすごく楽しくて、毎週楽しみでした!

アカネ そう言ってもらえるとうれしいです。トレーナー制度が始まるときに「毎週の面談をリサさんに楽しんでもらえるものにしよう」と決めていました。
初めは「毎週課題を出した方が良いのかな」「少し厳しい指導をするべきかな」とも考えました。しかし、リサさんは初めから高い技術力を持ち、その上自身の振り返りや反省がしっかりできる人でした。ですから、面談は「リサさんが楽しく業務に取り組むための息抜きの時間にできたら」と思って話していました。また、私の好きな「楽しいサイゲームス」を知ってほしいとも考えて接していたので、リサさんに「楽しい」と言ってもらえてうれしいです。

リサ 楽しめたのはアカネさんのおかげです。
あと、面談では毎回アカネさんのファッションを観察するのが密かな楽しみでした(笑)。アカネさんはたくさんのビジューのついた靴や見たことのないようなかわいい服をよく着ていらっしゃって……。それを見て「普段から服装に気を使っているからこそ、デザインの幅をたくさん持たれているんだな」と感じました。

アカネ そういうところも見ていたんですね!私もリサさんの「自分」を持たれているファッションスタイルが気になっていました!スパンコールのサボテンがついたニットやスタッズがついたかっこいい靴は、リサさんにすごく似合っていて素敵です。特に見た人がハッとするような色使いは見習いたいと思っています。

「新人賞受賞」
1年目の思い出と感謝

アカネ リサさんが2018年春に新人賞を取られたことが思い出に残っています。その日は会場で受賞の瞬間を見ることはできなかったのですが、夕方にリサさんから「新人賞を取れました!」と連絡がありました。トレーナーをしていて一番うれしかった出来事です!

リサ あのときは早くアカネさんに報告したかったので、集会が終わってすぐに連絡しました!
受賞のきっかけになった『グラブル』のイラストは、どれもアカネさんに色々なアドバイスをいただいて完成したものでした。だからこそ「やっと結果を出せました!この賞を取れたのはアカネさんのおかげです!ありがとうございました!」とお伝えできたときはうれしかったです。

アカネ 新人賞に選ばれるのはすごいことだと思いました。今後もさらなる活躍も期待しています!

リサ ありがとうございます!頑張ります!
私が印象に残っているのは、総会準備と通常業務の両立が難しくて悩んでいたときに一緒に知育菓子を作ったことです。

アカネ ありましたね!前の週に某・混ぜると色が変わるお菓子の話をしていたので、スーパーで面白い知育菓子を見つけたときに「これだ!」と思い、翌週の振り返り面談のときに「今日の振り返りはこれを作りながらやりましょう!」と(笑)。手元では童心に帰りつつ仕事の話をして、たまにはこういうのも新鮮でいいなと思いました。

リサ 久々に色々なことを忘れて楽しむことができました。「こういうリラックスの方法も有効なんだ」と勉強になりました。

アカネ リサさんはすごく器用で、小さな菓子細工を成形するのがすごく上手でした!

リサ 自分の新しい才能に気づいた瞬間でした(笑)。そういったアカネさんの気遣いや優しさに何度も助けられてきて、本当に感謝の言葉しかありません。

「いつも信じて背中を押してくれる」
印象に残っているアドバイス

リサ アカネさんのアドバイスは、いつも私を信じて優しく背中を押してくれるものばかりでした。その中でも印象に残っているのは、社会人としての仕事への取り組み方についてのアドバイスです。私は、社会人とは「感情を表に出さないで仕事をきっちりやる」「甘えを持ってはいけない」「つらくても我慢するものだ」というイメージを持っていました。
だから、初めは「先輩に失礼がないようにしないといけない」と緊張し過ぎてしまい、チームのみなさんと上手くお話することができず、それが仕事にも直結してしまっていました。

そのことをアカネさんに相談をすると「もっと自分の思っていることを相手に伝えても良いんですよ」とアドバイスしていただきました。それに加えて、アカネさんがいつも朗らかに色々な話を聞いてくださっているのを見て「先輩とももっと打ち解けて話しても良いんだ」「仕事以外の相談をしても大丈夫なんだ」と思えるようになりました。
それからはだんだんと自分の中の「社会人像」が変わっていき、自分の意見や考えを伝えられるようになっていきました。すると色々な人と積極的にコミュニケーションが取れるようになっていき、どんどん仕事がしやすくなっていきました。

アカネ リサさんとの振り返りの中で、仕事において何かやりづらさを感じても、それを「我慢すればいい」としてしまう傾向があるかなと感じました。
ときには内に秘めておいた方が良いこともあるのでしょうが、我慢してしんどい気持ちが続くよりも、思い切って上長やまとめ役の方に相談してしまった方がすっきりするし、仕事もやりやすくなるかもしれないということをお話ししました。
最近は社内イベントを企画・運営する委員会のメンバーとして、さまざまな方とコミュニケーションを取りながら頑張っている姿を見て、成長ぶりを感じています。

リサ そう言っていただけるとうれしいです!ありがとうございます!

「ポジティブに、やる気を引き出す」
アドバイスで気を付けていたこと

アカネ リサさんが描かれたデザインの監修をするときは、なるべくリサさんがポジティブに考えられるようなアドバイスをするように気をつけていました。リサさんは高い技術力を持っているので、「リサさんがもっと楽しく仕事をするにはどうすれば良いか」「もっとやる気を出すにはどうしたら良いか」に比重を置いていました。

リサ そうだったんですね!アカネさんからのアドバイスは一つひとつが的確で、そして「もっと頑張ろう!」と思わせてくださるものばかりでした。修正があるときにも「ここの部分が素敵ですね!それを活かすためには、もっとこちらをこうした方が、イラストの良さが伝わりやすくなります」とポジティブに言ってもらえ、それがやる気に繋がりました。

アカネ それを聞いて安心しました。『グラブル』のイラストチームには、ラフ・線画・着彩の工程それぞれにプロフェッショナルがいるので、私は具体的に指示をするより、デザインについてリサさんと一緒になって考えて、アイディアのきっかけを探ることにしていました。

▲『グラブル』のイラスト制作工程①ルリア ラフ時点では複数案作成されることも多いとのこと!
▲『グラブル』のイラスト制作工程②ルリア (左)線画/(右)着彩。ラフが決まったら線画、着彩と制作が進んでいきイラストが完成します。場合によっては着彩時点でさらに調整が入ることも!

リサ 「これは良くできた!」と思ったデザインでも、アカネさんからアイディアを1つもらうだけで、一気にキャラクターの世界観が広がるのはすごいなと感動しました。

アカネ 初めの頃は、リサさんが自由に描いたキャラクターに設定を考える練習をしていましたね。名前や年齢、出身地以外にも「もしRPGだったら、このキャラクターはどうやってパーティーに加入してくると思いますか?」とどんどん想像を膨らませていってもらいました。
ちょっとした脳内設定がデザインのアイディアとして反映されるかもしれませんし、「作者本人に愛着を持たれているキャラクター」は自然とかわいくなっていくと思うんです。

リサ プロジェクトでは発注書に描いてあるものだけを使ってキャラクターを考えていたので、自分で細かな設定を考えてイラストを描く経験がありませんでした。一から設定を考えるのは難しかったですが、大変勉強になりました。
それを続けていくうちにキャラクターにより愛着を持てるようにもなり、もっと『グラブル』のキャラクターたちが大好きになりました!

お互いへのメッセージ

リサ メンタートレーナーの制度が始まったときは、打ち解けられるのか心配でした。ですがそれは杞憂で、アカネさんは技術面だけではなく、社会人としての振る舞いや社会人としてどうあるべきかについても温かく教えてくださり、自分の世界観がすごく広がりました。
何度も言いますが、アカネさんは私の憧れです!社会人としてだけではなく、人としてもとても憧れています。そんなアカネさんに近づけるように頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします!

アカネ こちらこそ一緒に頑張っていきましょう!私にとってリサさんは、初めてのトレーニーでしたし、私も制度中の1年間がとても楽しかったです。リサさんがパートナーで本当に良かったです!
リサさんは、制度期間中の1年で色々な経験をしてきたからか、佇まいが堂々としてきましたね。元から自分の振り返りや反省は何も言わなくてもしっかりできる人でしたが、それを積み重ねてより色々なことに気配りができるようになったと思います。
業務面では、『グラブル』イラストチームマネージャーにも褒められる頻度が増えて、着実に一歩ずつ階段を登っているのを頼もしく感じています。

リサ アカネさんにそう言っていただけてうれしいです!

アカネ リサさんには今後、「周りを引っ張って巻き込む力」をもっとつけていってほしいです。これはリサさんだけでなく、『グラブル』イラストチームの新卒入社者のみなさんにお伝えしたいことです。まずは業務以外のイベントで、自分たちが中心となってチーム全体を引っ張っていくような経験を作っていってほしいですね。ぜひ何か自分なりの表現で「チームを盛り上げること」にチャレンジしてみてほしいなと思います!
そういった経験を積み重ねて、これからは先輩として、後輩の背中をそっと押してあげられるような人になってください!リサさんは素敵な先輩になれると信じています!

リサ ありがとうございます!周りを引っ張っていく力をつけて、アカネさんのように頼りになる先輩になっていきます!これからもよろしくお願いいたします!