Q1.今のお仕事の内容を教えてください。

『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』のシナリオライターと、会社全体のシナリオチームのサブマネージャーを兼務しています。『グラブル』ではシナリオイベントやキャラクターシナリオの執筆・監修が主に担当している業務です。キャラクターシナリオはそのキャラが抱えている問題を考え、そこからどんな成長が描けるかを想像しながら執筆しています。
この他、『グランブルーファンタジー ヴァーサス』や『GRANBLUE FANTASY Relink』、マンガ原作やドラマCDなどの派生コンテンツから、オフラインイベント「グラブルフェス」に登場するキャラクターの監修まで、シナリオを軸にしてさまざまな業務に携わっていますね。サブマネージャーとしては、シナリオチームのマネジメント業務や採用活動に関わっています。

Q2.お仕事のやりがいを教えてください。

ユーザーの方がSNSでキャラクターへの想いをつづってくださったり、会社にお手紙やプレゼントを贈ってくださったり……自身が心血を注いで魂を与えたファンタジーの世界に住まうキャラクターに対して、まるで1人の人間が存在しているかのように接していただけたときにやりがいを感じます。
あとは普段、なかなかユーザーのみなさまの反応を直接見る機会はないので、「グラブルフェス」で実際にイベントを楽しんでいるお客さまを見たときにこのタイトルに関われて本当に良かったなとしみじみ思いますね。

Q3.サイゲームスの好きなところは?

各部署がクオリテイーに妥協せず、チーム一丸となって常に最高の体験をユーザーのみなさまに届けようと尽力しているところです。プロ意識の高いメンバーが集まって切磋琢磨している姿を見ると、自分も負けないクオリテイーのシナリオを届けねばと常に良い刺激を受けるので、自身の成長にも繋がっています。

Q4.将来の夢を教えてください。

世界に誇る最高のシナリオチームを作りたいです。シナリオライターはフリーランスが多い業種なので、サイゲームスのように「シナリオチーム」が会社にあるのは珍しいんです。社内にチームがあると、個々のライターのスキルと知見が蓄積されて継承されるだけでなく継続して人材を確保できるので、個人では生み出し辛いスケール感のあるモノづくりができると考えています。
かつて「撮影所システム」と言って映画会社が各領域の専門家を集めて映画を作っていたように、サイゲームスにも多種多様な才能を持ったプロフェッショナルが集まって最高のコンテンツを作っています。撮影所システムがシナリオライターの卵を育てて世界的に人材を輩出していたように、サイゲームスも世界に誇るシナリオライター集団を育てる受け皿になれると考えています。シナリオチームが発足して約5年がたち、これからもっとチームとしての強みを活かしていく時期にきたと考えています。世の中のシナリオライターが憧れる会社にしていくのがサブマネージャーとしての夢です。

いちシナリオライターとしては、『グラブル』のシナリオを10年、20年と時代に合わせてアップデートし続けていって記憶と記録に残る国民的コンテンツとしての地位を確立したいです。数字的なヒットだけでなく、「あのときみんなで遊んだな」と世代を超えて、子どもから大人まで長く愛され続けるような作品が理想ですね。あとはスマートフォンやコンシューマーに対応するゲームエンジンの進化が著しいので、技術の進歩に合わせたシナリオを書いていけたらと思います。フルダイブ型のMMORPGがもし現実になったら、ぜひそのシナリオを書いてみたいですね。

Q5.プライベートの過ごし方について教えてください。

コロナ禍のため家族で気軽に外食することが難しくなったので、休日は近くのお店でおいしいものをテイクアウトして自宅でレストランの味を楽しむことにハマっています。
あとは日々、さまざまなコンテンツや身の回りで起こる感情を揺さぶる出来事に触れる度に、「これはシナリオに活かせそうかも……」などと常にインプットをして過ごすようには心がけていますね。

※内容は取材当時のものです。