【イベントリポート】「グラブルフェス2022-2023」3年ぶりのオフライン開催 東京会場の熱気をお届け!

2023年1月20日~22日の3日間、東京ビッグサイトにて開催した「グラブルフェス2022-2023」。大規模オフラインイベント「グラブルフェス」は2017年から始まり、2020年以降は時世を鑑みてオンライン開催となりましたが、2022年には福岡・仙台・大阪・名古屋で「グラブルEXTRAフェス2022」をオフラインイベントとして開催。そして今回ついに、東京でのオフライン開催が復活となりました。

多くのお客さまにご来場いただき、さらには『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』の新作コンシューマータイトル『グランブルーファンタジー リリンク(以下、リリンク)』『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-(以下、GBVSR)』の新情報も“チェイン”して、無事、最高の盛り上がりのうちに幕を閉じることができました。

本記事ではサイマガ編集部が取材したイベントでの模様を振り返るとともに、イベント担当者の特別インタビューもお届けします!

さっそく入場!
アトラクションや展示などをご紹介

入場するとまず目に入るのが『グラブル』の世界を彩るたくさんの武器。武器一つひとつの思い出に浸りながら進むとお馴染みのプロトバハムート、さらにその奥にはグラブルフェス初お目見えとなるセスラカとガレヲンが。別ホールには『グラブル』の歴史を振り返る年表がズラリと並んで壮観です。

▲シュヴァリエソード・マグナと年表。リリースから早くも9年が経ちます
▲「プロトバハムート」。ライティングがかっこいい
▲左:「セスラカ」 右:「ガレヲン」。グラブルフェス初参戦です
▲道中ではビィくんにも遭遇

■体力勝負!?『ヴァンピィ&ヴァイトのブラッディキャッスル』に全力で挑む

続いて体感型アトラクションのコーナーへ。
『ヴァンピィ&ヴァイトのブラッディキャッスル』と『十二神将 わくわく縁日』の2エリアがあり、そこには体験型のアトラクションがたくさん用意されています。今回は前者エリアのアトラクションから、モグラ叩きのような『ココミミパニック』と魔力を注入するポンプでリッチの力を呼び覚ます『リッチのファントムコール』を体験しました。

まずは『ココミミパニック』に挑戦。高得点である160点を取ると「ココ&ミミ指人形」が貰えるのですが、ハンマーを振り回してもスコアは120台と厳しい結果に……。

▲『ココミミパニック』  筐体と参加賞

続いて『リッチのファントムコール』へ。
列に並びながらYouTubeで公式放送を観ていると『GBVSR』の発表が!ハードをまたいで対戦や交流ができるクロスプレイ対応に加えて、より快適なオンライン対戦を実現するためのロールバックネットコード方式の採用など、ゲームシーンをさらに盛り上げる発表に期待が高まります。

さらに、前作でも好評を博したオンラインロビーの舞台が『GBVSR』ではひとつの島全体に拡大することや、大人数で楽しめるパーティーゲーム「ぐらぶるレジェンドばとるっ!」が新たなモードとして登場することが発表されました。対戦格闘以外の要素も充実しているということで、こちらも楽しみです。

いよいよ『リッチのファントムコール』に挑戦です。ポンプでひたすらに魔力を注入し、リッチを呼び覚ますことができるとゲームクリアなのですが、最後の約20秒には参加者全員がバテてあえなく失敗……。こちらもクリアすると、描き下ろしポストカード(ヴァンピィ&ヴァイト)を入手できます。

▲『リッチのファントムコール』 左:挑戦中の様子 右:参加賞

■こだわり満載!フードメニュー

今回のグラブルフェスもこだわりのフードメニューが勢ぞろい。『グランサイファーキッチン出張所』から、今回は『お姉さんお手製たらこパスタ』と『シンダラの寅神宮名物あまざけ』をチョイス。ハートのチーズが4つ入ってボリューム満点・愛情満載のパスタと、オレンジ風味で飲みやすいスッキリした飲み口のあまざけを堪能しました。

▲フードを注文すると「グラブルフェス2022-2023オリジナルコースター」を入手できます

続いて『カフェ ミレニア』から『ラテアートカフェラテ(サンダルフォン)』と『ラテアートカフェラテ(ルシフェル)』を堪能。可愛らしいイラストで飲むのがもったいない……!店内の内装も作り込まれており、思わず時間を忘れてしまいそうに。

▲こちらのエリアはどことなくまったりとした時間が流れていました

■ときめきを禁じ得ない……「VR四騎士 Lite」と「VR天司」

続いて、人気のVRコンテンツも体験!まずは「VR四騎士 Lite」ヴェインのお部屋へ。
豪快さとさり気ない気品を併せ持つ所作、こだわりの衣装、そしてヴェインらしさ溢れるオリジナルストーリー……これらが渾然一体となり「ヴェインの実在感」に包まれてしまうコンテンツでした。

▲なんとヴェインから手紙が

続いて「VR天司」ではサンダルフォンのお部屋へ。
部屋でリラックスしているとサンダルフォンが登場するのですが、思わずドギマギしてしまうような場面も……!いろいろなお話をして、穏やかなひとときを過ごしました。

▲サンダルフォンの魅力満載です

遂に『リリンク』をプレイ!
3Dのジークフリートで戦ってみた

次はいよいよ『リリンク』の試遊に!キャラクター選択ではグラン、カタリナ、ラカム、イオ、シャルロッテ、ランスロット、ジークフリートの面々から、今回はジークフリートをチョイス。ジークフリートはコンボ攻撃中に適切なタイミングでボタンを追加入力することでコンボが強化されるという特徴を持つキャラクターです。攻撃ボタンをガチャガチャと押すだけでもそれなりに攻撃してくれるのですが、攻撃と攻撃の繋ぎ目にジャストタイミングでボタンを押すと高威力の攻撃ができるのです。

できるだけジャストコンボを成功させていたところ、ターゲットであるゴブリンやゴブリンウォーリアを倒し、さらには隠しボスのグリフォン討伐にも成功!少々難易度の高いジャストコンボ要素ですが、『リリンク』にはアクションゲームに不慣れな方でもボタン連打だけで華麗にバトルアクションを繰り出せる「アシストモード」、さらに移動操作だけで自動で戦ってくれる「フルアシストモード」があり、安心して遊ぶことができます。3Dで描かれたグラブルの世界、発売までどうぞお楽しみに。

メインステージは大盛況!
「ナイトパーティー」で熱気は最高潮に

最後は「ナイトパーティー」に参加!
昨年までオンライン開催だったナイトパーティーが有観客で帰ってきました。まずはルリア役の東山奈央さんとシェロカルテ役の加藤英美里さんによる『マホウのノート』で明るく楽しいパーティーがスタートします。

▲とても寒い日でしたが、会場はすぐに熱気を帯びて大盛り上がり

続いて颯爽と現れたのはフェリ役の米澤円さん。『ソラのミチシルベ(GBVSアレンジバージョン)』をクールに歌い上げます。

▲生バンドによる演奏は迫力満点。それに負けない歌声で、抜群のライブ感でした

『彩花の契り』が流れる中、ユイシス役の立花理香さんが登場。彼岸花をバックに激しくも芯のぶれない歌唱で観客を魅了。会場はさらにダークに染まっていき、ニーア役の下屋則子さんが『死二至ル恋』を叫びます。彼女の歌声はもちろん、その手に持つ「髑髏マイク」にも注目が集まっていました。

一旦MCを挟んだ後にナルメアのキャラクターソング『泡沫夢幻・胡蝶刃』をヴィーラ役の今井麻美さんが歌うサプライズ!
ナルメアは「戦闘時の冷静さ」と「普段の温厚さ」の二面性が魅力なのに対して、ヴィーラもアルビオンの領主として民を導き、星晶獣シュヴァリエと契約を結ぶ光の側面と、激しすぎる愛情が見せる闇の側面との二面性が魅力。そのキャラクター性がピタリとハマったパフォーマンスに会場のみなさんも息を呑んで見守ります。

やや激しい展開が続いたナイトパーティーも、ここで一旦落ち着くセットリストに。『ヨゾラのシズク』、『PRIDE』、『アナザースカイ』、そして東山奈央さんとピアノ演奏による『Lyria』では、ナイトパーティーのチケット特典「トレピリ」の光が本領発揮。マラカスのような音が鳴るトレピリをゆったりと振ると海のさざ波に似た音が響き、目をつむると空のように透き通ったルリアの歌声と波の音に優しく包まれるような体験でした。

そんな安らぎもつかの間、ローアイン役の白石稔さん、トモイ役の榎木淳弥さん、エルセム役の石井マークさんがパーリィテーブルと共に会場を盛り上げる『カフェdeパーリナイ ダンチョのお悩み俺らがまるっと秒で解決編SP』が流れ出します。大音量の生バンド演奏が鳴り響く中、歌のような会話のような大賑わいのパーリィに!

▲三人のパフォーマンスに会場は大盛り上がり。会場を端から端まで走り抜けるサービス精神も

白石さんたち三人によって賑わった会場ですが、グラン役の小野友樹さん、ジータ役の金元寿子さん、ルリア役の東山奈央さんによる『OVER THE SKY』ではお互いの顔を見合わせながら歌うことをはじめとした、この三人ならではのパフォーマンスが披露されます。そしてここからはフォー・スカイ・カルテットによる演奏に。『アウライ・グランデ』でしっとりとスタートし、『カロの歌』『どうして空は蒼いのか』と続きます。そして最後の曲、『サアーダタアロ・タアロマスィール』では会場のみなさんもトレピリを使って一緒に演奏!ライブならではの演出も楽しい演奏となりました。

そしてここで、グラブルフェスの有観客で行われるオフラインイベントでの歌唱は初となるアオイドス役の谷山紀章さんが登場し『Judgment Night』を披露、ヘイヴン開始!『創呪擦罪 骨肉相噛(グラッジ・オブ・ザ・スケープドッグ)』のギグとして登場した小野友樹さんは見事なデスボイスを披露し、ナイトパーティーがまるでロックフェスかのような大盛り上がり。続いて、シャンデリアをバックにセルエル役の森川智之さんとノイシュ役の井上剛さんが登場し、『Pray for the sky』を重厚に歌い上げます。

ここで舞台が暗転。照明が点くと、目に飛び込んできたのは和太鼓。頭に過る烏たち。この“祭り”を開催する真の“漢たち”は――グラン、ローアイン、エルセム!小野友樹さん、白石稔さん、石井マークさんによる『三羽烏漢唄』が披露されました。

“祭り”から一変、今度はゴンドラに乗った金元寿子さん、立花理香さん、今井麻美さんが『Happy New Genesis』『Never Ending Fantasy』を歌いながら会場のみなさんにご挨拶していきます。

▲ゴンドラは会場をぐるっと一周!どの客席でも楽しめる演出です

そしてまたもやアオイドス役の谷山紀章さんが登場!『Bloody Garden』『Unfinished Melody』を熱唱し、さらに会場を盛り上げます。まだまだパーティーを楽しんでいたい、そんな声も聞こえてきますが次で最後の曲に。

最後の曲は『キミとボクのミライ』!今日の出演者紹介も交えてナイトパーティーを終えました。

イベント担当者 特別インタビュー

今回、特にこだわったことを教えてください。

オンライン開催を2年間実施していたこともあり、現地での体験がオンラインで見たものと見劣りすることが絶対にないように、またオンラインだからこそできる演出を見てくださった方には「今年は去年よりも凄い」と思ってもらえるように、どこで見ても最高のものになるようにと企画を進めました。

お客さまの反応はどうでしたか?

久しぶりのオフラインということもあり連日Twitterトレンド1位をとるなど素晴らしい反響だったと思っています。特に各企画に仕込んだサプライズや、ここで盛り上がってほしいという部分でお客さまのどよめきや感動の声が響いたので、大成功だったと思っています。

久しぶりのオフライン開催ならではの苦労と進化した部分を教えてください。

今回初めて通販と現地物販を同時に行ったのですが、お客さまの動きを予想しにくかったのが苦労したポイントです。進化した部分は、各企画の内容ですね。特にステージの演出はどの企画も全く違うレベルに進化したと思います。

今後の目標を教えてください。

オフラインになったことで改めて感じた課題や、今年の反省点をすべてブラッシュアップしていくことです。もちろんフェスに来ていただいた方にも、配信を見てくださった方にも、より「最高の体験」をお届けするという想いは変えず、イベントの運営としてのクオリティはより磨きをかけたいと思っています。


3日間にわたって行われたイベントは大盛況のうちに幕を閉じました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。なお、2023年も全国4都市を巡る「グラブルEXTRAフェス2023」を開催予定です!最新情報は公式サイト公式Twitterなどからご確認ください。

今後の『グラブル』にも、どうぞご期待ください!

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