【2025年度新卒採用スタート】拠点とともに成長中! 佐賀拠点新卒座談会

サイゲームスの佐賀拠点は、コンテンツの品質を守るべく、デバッグ業務を担う「Cygames 佐賀デバッグセンター(以下、佐賀デバッグ)」が2017年に設立されたことを機に誕生しました。2020年には拠点規模拡大に伴い、サイゲームス初の自社ビルを設立。佐賀デバッグが移転し、デザイン制作を担う「Cygames 佐賀スタジオ(以下、佐賀スタジオ)」が立ち上がりました。
2018年に開始した佐賀拠点の新卒採用活動は2023年で6年目を迎え、現在は40名の新卒スタッフが在籍しています。サイゲームスに新卒入社したスタッフ4名に、佐賀拠点での仕事のやりがいや魅力について聞きました。

佐賀デバッグセンター  2020年新卒入社 デバッガーユカ
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宮崎県出身。運用タイトルのデバッグチームに所属。 休日は家でゆっくり過ごすことが多い。
【同期からの印象】
持ち前の明るさで周りのメンバーを鼓舞している頼れる存在
佐賀デバッグセンター  2022年新卒入社  デバッガーテルヒサ
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茨城県出身。休日はゲームをしたり動画配信サイトを見たりして過ごす。最近ピアノを始めた。
【同期からの印象】
同期の誰よりも対応が丁寧!遊ぶときは全力で遊ぶタイプ
佐賀スタジオ 2021年新卒入社 イラストレーターミル
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韓国出身。運用タイトルの線画や一枚絵、ラフを担当。休日は旅行に出かけたり絵を描いたりしながら過ごす。
【同期からの印象】
運動や睡眠に気を掛けていて、絵の技術向上以外に対してもストイック

佐賀スタジオ 2022年新卒入社 イラストレーター
イブキ
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福岡県出身。開発中のプロジェクトに所属。プライベートでは毎日筋トレに励む。
【同期からの印象】
寡黙そうに見えて、実はノリが良い面も!

「海外からも反応をいただけた」
ユーザーのみなさんからの声がやりがいに

まずはみなさんが入社してから、やりがいを感じたことについて教えてください。

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ミル
イラストレーターとしては、1枚のイラストを数か月前と今とで比べて、良くなったのがはっきり見えたときにやりがいを感じますね。あとは『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』の公式SNSで発信するイラストを描いたとき、特に工夫した点についてユーザーのみなさんから反応をいただけたときはすごくうれしかったです。
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イブキ
僕は中学生のときから『Shadowverse(以下、シャドバ)』が好きです。いざスタッフになってみると「『シャドバ』のイラストが描けるんだ!」と、それだけでうれしかったですね。入社後に『シャドバ』の公式SNSで自分のイラストが投稿されたときも、プロとして絵を描けるまでになったんだなと一つの達成感がありました。海外の方からも反応があって、たくさんの方に自分の絵を見ていただけた実感が湧きました。
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テルヒサ
デバッガーは不具合を見つけるだけじゃなくて、ユーザー目線で改善の提案を出すこともあります。ちょっとした内容ではあったんですが、自分の提案をディレクターが採用してくださり、新機能として追加されたときはうれしかったです。
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ユカ
バグを探すことはもちろん、それに加えて「もっとこういう機能を追加すればユーザーのみなさんに喜んでいただけるのでは」と意見を積極的に出していくのがサイゲームスのデバッガーの特徴ですよね。いろんなゲームをやり込むことが広い視野を持ってデバッグしていくことにも繋がるので、そこは難しいところでありやりがいです。

学生時代の過ごし方と
ゲーム業界やサイゲームスを選んだ理由

学生時代はどんなことをしていましたか?

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ユカ
私は文系の学部で、サブカル系の分野を研究していました。デバッグは理系でプログラミングを勉強してきた人がやるものというイメージがあるかもしれませんが、私はそういった知識はゼロの状態からデバッガーとしてのキャリアを始めました。
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ミル
私も大学は文系でした。学生時代はいろんな場所を旅行したり、バレエのコンクールに出たり、趣味で油絵を描いたり……とにかく自分がやりたいことを手当たり次第に楽しんでいましたね。小学校高学年くらいから絵を描くのをやめていたんですけど、また筆を取り始めたのも学生の頃です。それから日本の専門学校で本格的に絵を学びました。
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イブキ
僕は総合大学の中の美術学部に進学しました。そこでは色彩や物の形の面白さを探していくようなコンセプトで作品制作やビジュアルデザインを学んでいました。
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テルヒサ
自分は社会学部で、文系でした。学生時代に何か特別なことをしていたわけではなく、大学に通ってアルバイトをして、家ではゲームをして、という生活でした。

それぞれいろんな道を進んできていますね。ゲーム業界を志望した理由はなんですか?

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ユカ
私は趣味でよくゲームをしていたので、「仕事をするなら好きなものに携わりたい!」とゲーム業界を志望しました。
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テルヒサ
自分も同じで、やっぱり「ゲームが好きだから」が大きな理由です!
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ミル
私はあるオンラインのカードゲームにハマったことが一つのきっかけになりました。「好きなキャラクターを自分で描きたい」という想いだけで絵を描き続けていた時期があって、やっぱりそれが一番楽しかったんですよね。将来自分がどんな仕事をやりたいか考えたときに、絵を描く楽しさを思い出してゲーム業界のイラストレーターを目指すようになりました。
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イブキ
僕は高校を卒業したくらいからゲーム業界を視野に入れていました。きっかけは友人から借りたゲームの設定資料集だったんです。その本を読んで初めて「ゲームの世界観は誰かがデザインしているものなんだ」と知って、そこからデザイナーという仕事に惹かれて自分もなろうと決めました。僕が見た本では、例えば装飾の一つひとつにも細かい工夫が凝らされていて、絵を見ながら圧倒されたのを覚えています。

ゲーム業界の中で、サイゲームスを選んだ理由を教えてください。

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ユカ
私は宮崎県出身なので、九州でゲームに携われる点が大きかったです。学生時代に参加した合同会社説明会で佐賀デバッグのことを知って、そこで関心を持って応募しました。また会社説明会では、「デバッグするのはもちろん、ゲームをより良くするため、積極的に改善提案ができる環境がある」という話を聞きました。イメージより踏み込んだ内容のデバッグができるんだなと感じて惹かれたことも、サイゲームスを選んだ理由です。
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ミル
私は日本に留学する前に『グラブル』のグラフィックの美しさに驚いて、それがサイゲームスに入るきっかけになりました。学生時代は私自身がどんな絵を描きたいのか定まっていなかったのですが、今後の可能性を信じてもらえたこともあって、若手の育成に力を入れている佐賀スタジオに入社を決めました。
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イブキ
就活中にいくつかゲーム会社を受けていて、自分がその会社の作品を本当に好きかというポイントを大事にしていました。そのときからサイゲームスが掲げている「最高のコンテンツを作る会社」というビジョンと、自分が憧れる「最高のコンテンツ」が合致していると感じ、この会社で作るコンテンツの力になりたいと思って応募を決めました。あとは実家が福岡なので、佐賀拠点を志望したんです。
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テルヒサ
自分は就活中、ゲーム業界の求人を見ているときに佐賀デバッグの情報を見つけました。未経験でも歓迎とあったので、そこからサイゲームスを調べ始めました。正直なところ、当時はサイゲームスにそこまで詳しくなく、『グラブル』や『シャドバ』をはじめとしたヒットタイトルがたくさんあることを知って、そんな環境に未経験でも入れるチャンスがあるならやってみたいと思って応募しました。

テルヒサさんも九州出身だったのですか?

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テルヒサ
いえ、出身は茨城県です。ただ働く場所にこだわりはなくて。自分がやりたいことができる環境を重視していたので佐賀で働くことにもためらいはありませんでした。

実際に入ってみて、サイゲームスの印象はどうですか?

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テルヒサ
思ったより早く帰宅できます(笑)。ゲーム業界はかなりハードな労働環境というか、残業時間が長いイメージがありました。でも実際入ってみると大体18時半の定時に帰っていますね。繁忙期には残業をすることもありますが。

※佐賀拠点では、定時後も充実したものにしてほしいという想いから、佐賀デバッグセンターは10時~18時半、佐賀スタジオは9時~18時が定時となっています。

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ミル
私も入る前は、高いクオリティーの成果物を出さなきゃいけないので常に激務に追われるんじゃないかと思っていました。実際はプロジェクト内で分業がなされていて、ワークライフバランスが取れているなという印象です。
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ユカ
自分も含め、最初はデバッグの経験も知識もない人が多いので、一からデバッグのやり方を教えてもらえる研修があるのはすごく助かりました。例えば、デバッグは報告する作業が多い職種なので、報告書を書くにあたってどんな文章にすべきかといった具体的なことも教わります。初心者向けにしっかり丁寧に研修が組まれていて、経験不足からくる不安な気持ちは徐々に払拭されていきました。
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イブキ
僕は目標になるデザイナーが常に周りにいますし、勉強熱心なスタッフが多くて、日々クリエイターとして刺激を受けられる環境だなと思います。
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ミル
人材育成にも力を入れていますよね。メンタートレーナー制度もありますし。私はプロジェクトに配属される前に半年間プロジェクトの研修を受けました。そのとき、トレーナーからキャラクターデザインの課題をもらったんです。自分の描いた絵をベテランのスタッフから添削してもらえて、すごく学びになりました。
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イブキ
僕は『シャドバ』のカードイラストを描く課題に挑戦しました。カードの進化前と進化後でしっかり変化をつけるのが難しかったですね。学生時代のようにただ楽しく絵を描くのとは違って、ユーザー目線でのわかりやすさや面白さを意識しないといけないので。ユーザーのみなさんのことを最優先に考えてイラストを描くようになったのが、研修を受けて成長できた部分ですね。

佐賀拠点でのスタッフ同士の交流については、どんな催しがありますか?

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イブキ
直近だと、社内イベントとしてバーベキュー大会が開催されました。福岡県糸島市に海がきれいな場所があって、海辺で食べるバーベキューは佐賀拠点ならではの雰囲気があって感動しましたね!
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ユカ
エンタメで人を楽しませる会社なので、社内のイベントもみんながすごく力を入れるし、楽しく参加できますよね。
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テルヒサ
6月には新卒スタッフで「ガタリンピック」というイベントに参加しました。干潟の中でいろんな競技をやるイベントで、みんな泥まみれになりながら楽しみました。
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ミル
あとは祐徳稲荷神社にお参りに行ったり「佐賀城下栄の国まつり」というお祭りにサイゲームスのブースを出展したり。佐賀特有の文化といいますか、地域ならではのイベントに参加することでスタッフの一体感が増したような気がします。
▲新卒スタッフで参加した「鹿島ガタリンピック」。有明海の干潟で行われる大運動会です
▲祐徳稲荷神社(左)、佐賀駅前で開催した「Cygamesブース」(右)

入社してから成長した部分と
学生へのメッセージ

入社前と今を比べて、どんなところに成長を感じますか?

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テルヒサ
入社前よりも人と上手く連携できるようになりました。それまではなんでも自分でやろうとして抱え込みすぎた結果、キャパオーバーになってかえって周りに迷惑をかけてしまうのを痛感することが多かったです。ゲームは独りで作るものではなくてチームで作るものなので、みんなと協力してゲームを作るという意識を大事にしています。
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ユカ
サイゲームスはチームで働くことを大事にしている会社ですよね。いろんなスタッフと話す機会が多くなるにつれて、少しずつコミュニケーションに慣れてきた実感があります。今では仕事でもプライベートでもよくコミュニケーションを取っていますね。
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ミル
入社前は優れたイラストを見ると「才能なのかな」と思って壁を感じていました。先輩たちからインプットとアウトプットの大事さを何度も聞いてきて、今では良いものを吸収して自分のものにして発信していく繰り返しが重要なんだと思うようになりました。そういう努力の積み重ねが優れたイラストを作り出すと感じています。
あとはいろんなスタッフとやり取りしながらイラストを描いていくので、自分の考えを客観的にまとめて話す能力が身に付きました。
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イブキ
技術面では、自分が楽しく描くだけではなくユーザー目線の面白さを意識するようになりました。社会人として成長した部分としては、スケジュールの管理が上手くなってきたと感じます。自分の作業にどれくらい時間が掛かったのか記録したり、他の方の進捗を見たりする視野の広さが出てきたかなと。ただ、ものづくりがしたいという根っこの部分はずっと変わってないですね。

最後に学生に向けてメッセージをお願いします。

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テルヒサ
第一に伝えたいのは、学生時代はとにかく自分のやりたいことをどんどんやってほしいということです。将来をあれこれ考えて何かしようとするより、本当にやりたいことを突き詰めるほうが豊かなインプットになるのではないかと思います。
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イブキ
ものづくりに夢中になってもらいたいですね。そういう方をサイゲームスは歓迎すると思いますし、そういう方にこそ向いている会社だと思います。ぜひご自身の創作活動にのめり込んでほしいです。あとは学生のうちから表現の幅を狭めないために、自分の好み以外の分野にも挑戦してみてほしいです。
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ミル
自分が何をしたいのか、真剣に考えることをおすすめします。ときとして周りから勧められたことを自分がやりたいことだと勘違いする場合があるし、私自身もそうだったので。自分がどういうコンテンツが好きで、どんな仕事がしたいのかがはっきりすると良いですね。そのためにも、気になる企業があったら積極的にインターンや学生アルバイトにエントリーしてみてください。
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イブキ
そうですね。佐賀スタジオも先日インターンを実施していましたよね。
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ミル
あとは最近だと、インターネットで優れた作品を見てくじけてしまうこともあるのかなと思っていて。ただ、あんまりそれに影響されてほしくないといいますか。学生の頃に大きな成果を残そうとしなくても、一歩ずつ成長していけばちゃんとデザイナーとしてやっていけるようになるので、自分のペースを大事にしてほしいです。
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ユカ
ゲーム業界に入っていろんな視野でゲームを見られるようになったので、よりゲームを楽しく感じることが増えました。ゲームが好きな人にこそ、その気持ちを大事にしながら就職活動を頑張ってほしいなと思います。

以上、サイゲームス佐賀拠点の未来を担う新卒入社スタッフ4名のインタビューをお届けしました。
また、佐賀拠点では2025年度新卒採用の募集をスタートしました。サイゲームスに興味を持っていただいた方は、以下の採用ページからぜひご応募ください。

2025年度新卒採用サイト

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