【メディアプランナー座談会】働く環境、仕事の難しさとやりがい、チームで大切にしていることは?

ゲームを盛り上げるためのリアルイベントや動画施策、SNSキャンペーンなど各種ゲーム外コンテンツの企画、制作を行うメディアプランナー。その仕事内容は多岐にわたり、タイトルによって業務フローやチーム体制も様々です。

今回は、マーケティング本部に所属するメディアプランナー4名による座談会を実施。仕事のやりがいや合流したときに感じたこと、働く上で大切にしていることなどを聞きました。

ケンゾウ
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『ウマ娘 プリティーダービー』メディアチームのリーダー。広告やイベント企画、オウンドメディア対応などの業務に携わり、PVの制作ではコンテから描き上げることも。
ハルカ
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『グランブルーファンタジーヴァーサス』を担当。ゲームの販売やメディア展開のために必要な業務の進行、管理を行っている。
ダイチ
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『Shadowverse』メディアチームのリーダー。WebサイトやSNSの運用、動画や配信番組の企画制作などの全体進行を担当。
マユ
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『プリンセスコネクト!Re:Dive』メディアチームのサブリーダー。企画立案や進行管理、チームメンバーのサポートなどとあわせて、外部企業とのコラボ(カフェや飲食など)施策も行っている。

会社を選んだ決め手は
「クオリティーの追求」「チーム・サイゲームス」の精神

まずは、みなさんがサイゲームスに入社した経緯を教えてください。

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ケンゾウ
前職は広告業界で企画提案などの仕事をしていました。メーカーから請け負うかたちで広告の仕事に携わっていたのですが、だんだんとメーカー内部のスタッフとしてプロモーションを練る仕事がしたいなと思うようになってきたんです。
そこで転職活動をする中で『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』のクオリティーの高さや勢いを感じ、「メディア施策はどのように進行しているんだろう?」と知りたくなってサイゲームスの門を叩きました。
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ハルカ
私も前職は広告業界でした。紙媒体を扱う代理店の営業をしていましたが、イベント企画のような仕事がしたいと思っていたんです。そこで、元々好きだった『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』の採用セミナーに応募して、サイゲームスに入社しました。
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ダイチ
僕は玩具メーカー出身で、トレーディングカードの開発とマーケティングを担当していたこともあって、『Shadowverse(以下、シャドバ)』に興味を持ち、サイゲームスの求人に応募しました。
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マユ
私のキャリアで一番長かったのはオフラインコンテンツの企画やプロデュースの仕事でした。その後、ゲームのプランナーの仕事を経てサイゲームスに合流したんです。コンテンツ製作とゲームプランナーの両方の経験を活かせる仕事がしたかったこと、元々好きで遊んでいた『グラブル』のような質の高いゲームづくりをしたいと思ったのが志望理由ですね。

サイゲームスで働こう!と決め手になったのはなんでしたか?

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ダイチ
僕は、2015年の「東京ゲームショウ」でサイゲームスのブースに浮かぶ1/8スケールのグランサイファー(『グラブル』に登場する船)の圧倒的規模感が印象に残っていて、スマホアプリにおいては『シャドバ』の美麗なイラストが滑らかに動くのを見て、「サイゲームスはすごいな」と衝撃を受けました。また、面接官と話しをする中でミッションステートメントの一つの「みんなでたくさんゲームをやる」マインドや、「楽しんでつくる」雰囲気が感じられる社風に惹かれて入社を決めたんです。
▲「東京ゲームショウ」で展示されたグランサイファー
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マユ
入社を決めたポイントは、「みんなで丁寧に質の高いコンテンツを追求している」と面接で聞けたこと。求めるものと合致していたので、「サイゲームスしかない」と確信しました。
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ハルカ
私が以前勤めていた会社は、一人ですべての業務に取り組む職場でした。だからこそ、チームプレイで取り組むサイゲームスの社風に魅力を感じましたね。あとは、採用セミナーに登壇したメディアプランナー同士がリスペクトし合っているのを感じられたのも決め手でした。

実際に入社してみたサイゲームスはどんな職場でしたか?

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ダイチ
僕はコロナ禍での入社なので在宅勤務でのスタートだったんですが、すぐに仕事用のPCを自宅に送ってもらいました。必要なツールもシステム管理の担当者が即座に対応してくれて、働く環境面での手厚さが予想を超えていましたね。
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ハルカ
私もコロナ禍が始まった頃の入社で、当時とても驚いたことがありました。上司からリモートで仕事を教わっていたんですが、一段落して「次にどうしますか?」と聞いたら「ゲームをしましょう」と言われたんです(笑)。自分が関わるゲームについてより詳細を把握し、より良いものを作るためではあるのですが、仕事の中にゲームで遊ぶというインプットの文化があってすごいと感じました。
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マユ
入社して強く感じたのは、「もっと上を目指していかないと……!」でした。担当した作品で仕様変更を提案したときに「それは妥協ですよね?」と言われてしまい……。仕様変更の判断に足る十分な理由が提示できなかったことも反省すべきですし、お客さまのためにクオリティーを諦めない、質の高さを追い求める職場であると実感したんです。だからこそ、「自分も負けないよう頑張ろう」と励むようになりました。
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ケンゾウ
「甘く考えていたな……」は、私もありましたね。お客さまに楽しんでいただくために妥協せず、最高のメディアプランを提案し続けねばなりません。作品と同様、マーケティングについても「最高のコンテンツ」を目指すんだなと。

続いて、社内の設備などで気に入っているものはありますか?

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ケンゾウ
入社してまずおどろいたのは環境面ですね……一人ひとりに作業がしやすい広めのデスクや腰に負担がかからない椅子が用意され、働きやすい環境が整えられていました!業務用のPCもデスクトップとラップトップの両方が支給され、WindowsかMacかも選べるようになっているのもありがたい点でした。
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ケンゾウ
あとはリラクゼーションルームなどの設備が整っていて、社内で自由にパソコンを持ち歩いてリラックスして仕事ができる雰囲気がいいなと思いましたね。
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ハルカ
設備や機材はとても充実していますね!立って仕事をするためのスタンディングデスクを使いたいとき、システム管理のスタッフさんがすぐ用意してくれました。働きやすい環境への熱意やスピード感がすごいです。
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ダイチ
ハルカさんが使っているスタンディングデスク、自分もすごく気になってるんですが、まだ踏み出せずにいます……あとは、社内販売のお弁当がすごくいいです。福利厚生で会社から補助が出ているので安く買えるのですが、種類も多くて!珈琲やジュースなど様々な飲み物が自由に飲めるのも助かりますね。
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マユ
施設だと、社内には音声収録から動画撮影まで使えるサウンドスタジオがあるので、配信などで音を録音するときは重宝していますね。あとはたくさんゲームに触れられるプレイルームなども「みんなでたくさんゲームをやる」「楽しんでつくる」サイゲームスならではだと思います。

ユーザーのみなさんが喜んでくれたとき
「やってよかった」の達成感に包まれる

メディアプランナーの仕事で、特にやりがいを感じたのはどんなときでしたか?

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ダイチ
メインで担当した『シャドバ』のSNSでのコラボキャンペーンですね。そのときは準備を万全にしながらも不安がありました。でも、いざ始まったら大きな反響があり、「よかった~」と安堵感に包まれましたね。ちなみに、仕事を無事にやり終えてぽわんとなる感じを、個人的に「仕事サウナ」と呼んでいます(笑)。
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マユ
私もリアルイベントや周年記念の生放送など、大きな企画を一から立ち上げて無事にユーザーのみなさんに届けるところまでやりきると「やってよかったな」という気持ちに包まれますね。苦労もありますが、課題が多いほどにやり終えたときの達成感も大きいです。
最近ですと、他社様とのコラボ案件を任されたのですが、ユーザーのみなさんから沢山の反響をいただくことができました。
▲コラボは現在は終了しています
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ハルカ
私は『グランブルーファンタジーヴァーサス(以下、GBVS)』の公式設定資料集を作ったときですね。大規模な出版物を作るという今までで一番大変な仕事でしたが好きなゲームの本を制作でき、資料集めや構成案を考えるのも楽しかったです。本を見たユーザーのみなさんからSNSで良い反応をいただくこともできました。
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ケンゾウ
私が最もやりがいを感じた仕事は、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』の宣伝施策の一環として、ティザーPVや次回予告、Webサイトの制作などを担当したことです。このアニメの脚本や作画、楽曲の素晴らしさをアニメの魅力として最大限に伝えることが私の任務でした。
その結果、「PVを何回も見てる」「PVだけで泣きそう」といったコメントをいただくことができ、本編の素晴らしさを少しでもお伝えすることができたかな?と思いました。このように視聴者やユーザーのみなさんに楽しんでもらえることが私のやりがいになっています。
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ケンゾウ
また、配信先であるYouTubeでのプレミア公開の際には、視聴者のみなさんと一緒になって応援したり泣いたりすることができ、とても良い体験になりました。

業務の中で大変だったと感じたのはどんなときでしたか?

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ダイチ
企画の進め方ですね。サイゲームスに入ってから、企画を成立させるためには裏付けのある数字の提示や過去事例の分析が大切であることを学びました。主観をベースに進めていた自分の甘さを痛感し、きちんと取り組むようになりましたね。
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マユ
私もダイチさんとちょっと似ていて、以前は自分の経験や感覚をもとに仕事をしている部分がありました。サイゲームスに合流してから周りの人たちがロジカルな考え方をしてプレゼンも上手いのを見て、最初は焦りました。おかげで自分に足りないものがよくわかって、「頑張らなきゃ」と奮起していましたね。
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ハルカ
私は異業種からの転職なので、すべて未経験ですべてに苦心していました。ただ、私だけでなく他の方も手探り……という状態もあったので、チームで解決していこう!という一体感で挑んでいきました。
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ケンゾウ
私は情報量の多さとそれを処理していくことに苦労しました。前職はメールでのやり取りが主だったので、入社した当初は社内Slackのメンションの数に驚き、「これをすべて追えるのか?」と心が折れかけたこともありました。今はきちんと機能を使いこなして漏れなくチェックできるようになりました。

会社で活躍できる人の特徴は
「バイタリティーがあること」「普通であること」

みなさんが仕事をする上で、特に大切にしていることはなんでしょうか?

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ケンゾウ
とにかく「楽しむ」こと。仕事は大変なときもありますが、「絶対に面白い」という想いがチームにあれば乗り越えられるし、達成感も大きいです。
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ハルカ
「コミュニケーション」ですね。担当しているコンシューマータイトルは社内では事例が少なく、まだまだ模索中の段階です。各所が孤立した仕事になりかねないので、周りの人たちと仕事以外のことも話して、ちょっとしたことでも相談できるような、仕事を円滑に進めるための関係構築を常に意識しています。
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ダイチ
「変わり続ける」が大切だと思っています。チームのみんなで意識していることでもあるんですが、マーケティングには正解がなく、「今までこうだったから、次もこうだよね」のような考え方だと効果が半減しかねません。常により良くしようと考える視点が必要ですね。
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マユ
「ユーザーのみなさんが一番」を常に意識しています。自分がやりたい企画を進めるときでも、「これはユーザーの方々にとってうれしいことなのか」「どうしたらゲームを遊びたいと思ってくれるだろう」などを必ず起点にしていますね。その上で、チームのスタッフみんなで頑張っていこうという精神で仕事をしています。

個人的に達成したい目標を教えてください。

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ケンゾウ
イベントや配信などを通して、ゲームの外側からよりIPを盛り上げ、より多くのユーザーのみなさんを楽しませたいですね。その中で、コンテンツの新しい楽しみ方のモデルケースを作れたら良いなと思います。
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ハルカ
リアルイベントに携わりたい思いもあって入社したので、お客さまの笑顔を直に見られる機会を増やしたいです。
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ダイチ
僕自身がそうだったのですが、カードゲームにあまり馴染みがない人の中には、「今から始めづらいな」と感じる人もいると思います。そういった方にも配信やSNSを通して「シャドバをちょっとやってみるか」と思ってもらえるようなきっかけづくりがしたいですね。やってみると本当に奥深くて面白いので……今では僕も社内『シャドバ』大会(※)に参加し上を目指しています!

※ サイゲームスのスタッフは『シャドバ』の運営を行っている都合上、大会の公平性を担保するため『シャドバ』公式大会に出場できません。その代わりに春期・秋期に社内限定の大会を開催しています

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マユ
携わっている『プリコネR』で、ゲームの新たな魅力を見せられるような施策を考えていきたいです。個人的な目標としては、これまで現場のプレーヤーとして動くことが多かったので、マネジメント系の仕事にも挑戦できたら良いなと思います。

サイゲームスで活躍できる人の特徴はなんだと思いますか?

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マユ
コミュニケーション能力が高くて、周りの人を尊重できる人です。あとは担当するタイトルへの愛があることでしょうか。
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ハルカ
どんなことにも積極的に取り組むバイタリティーのある人が活躍していると感じています。
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ダイチ
現状に疑問を持ち、変えてみる。結果を分析して次に活かす。このフローが実行できる人だと思います。ソーシャルゲームは長期的な運用でプロモーションも変わり続けることが必要なので、常に改善しようとする姿勢を持つのが大切ですね。
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ケンゾウ
意外かもしれませんが、ある意味「普通の人」。挨拶をする、感謝を伝える、ユーザーのみなさんを楽しませるために「最高のコンテンツ」を追求する……といった「当たり前のことが当たり前にできる人」です。サイゲームスの「THE PROJECT」(※)を体現できている人が多く活躍している印象です。

※ 仕事をする上で当たり前に必要なことをまとめたサイゲームスのスタッフが守るべき25の行動規範

みなさんが所属するチームで大切にしていることはなんでしょうか?

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マユ
企画や施策を通してユーザーのみなさんへゲームの魅力をしっかりと伝えることですね。また、私が所属しているチームは個性的なメンバーが多いので、それが強みでもあると思います。
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ケンゾウ
品質向上と効率化を大切にしています。専門領域ごとに細かく班体制を敷いて、それぞれの得意領域に特化しているんです。各自が業務を通して得たナレッジや教訓はチーム全体に共有しているので、専門外の内容やノウハウを自身の業務に活かせるチームになっていると感じますね。
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ダイチ
ずばり“助け合いの精神”です。忙しいときほど状況を共有して業務を分担し、周年やコラボなど大きなイベントもチーム一丸で乗り切ってきました。協力して達成感を共有できるのがチームの良いところでもあると思っています。
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ハルカ
個々で業務を遂行することが多く、それだけに自分の業務とは直接関係のないことにも目を配り、経過を追うよう心掛けていますね。それぞれ万一のことがあったときでもカバーし合える体制になっています。

最後に、サイゲームスで働くことに興味を持っている方たちへメッセージをお願いします。

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マユ
タイトルを盛り上げてくれる方を常に募集しているので、ぜひチャレンジしてほしいです!
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ダイチ
意志を持って働く人を大切にしてくれる会社です。やりたいことがある方は飛び込んできてください!
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ハルカ
好きなタイトルを広めてくださる方と一緒にお仕事したいです!
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ケンゾウ
一緒に「最高のコンテンツ」を作りましょう!

以上、メディアプランナーによる座談会をお届けしました。

サイゲ―ムスでは現在一緒に働く仲間を募集しています。ご興味を持たれた方はぜひご応募ください。

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